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松本で学生主体のイベント「ジュウシン」 若者が幅広い世代と交流する場に

来場を呼びかける塩原さん(左)と丸山さん

来場を呼びかける塩原さん(左)と丸山さん

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 松本市内の学生らが中心になって企画したイベント「ジュウシン~中信をぶち上げるまちの学園祭~」が10月4日、松本市内2会場で行われる。

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 花時計公園(松本市中央2)では、主に地元で活動する学生団体がブース出店。フードやドリンク、野菜や雑貨を販売するほか、県内で製作するギターの展示、信大のサークルによるモルック体験会などを行う。ステージも設け、4団体がライブやDJ、パフォーマンスなどを披露する。「33GAKU(サザンガク)」(大手3)では、「学生と地域のGOHAN会」と題した交流会を開く。

 実行委員会のメンバーは15人ほどで、信州大学や松本大学の学生を中心に、県外の大学生や、地元の高校生も参加している。松本大学総合経営学部2年の丸山海斗さんは「地元と何らかの形でつながりを持ちたいという学生が多い」と話す。

 昨年8月に初開催し、今回が3回目。実行委員会に加わる学生も増え、大学のゼミで事例発表を行うなど活動の幅も広がっている。信濃むつみ高校2年の塩原周子さんは「普段の学校では出会わない人や価値観に接することが楽しい」と笑顔を見せる。

 今回のテーマは「描け私の未来」。現在、当日スタッフとして参加する学生も募集している。「さまざまな世代の人たちと関わる中で、将来の選択肢が増えるようなイベントにしたい。地元が好きという人が集まってくれれば」と丸山さん。塩原さんは「地域の大学生や高校生の取り組みを、地域の大人、そして同世代の人たちに知ってほしい」と呼びかける。

 開催時間は10時~16時。入場無料。交流会は18時~20時で、社会人=2,000円、大学生=1,000円、高校生以下無料。参加はウェブで受け付ける。

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