「第50回夏まつり松本ぼんぼん」が8月3日、松本の中心市街地で行われた。
毎年8月の第1土曜に行われる同祭。企業や学校などでつくる「連」と呼ばれる参加グループが軽快なサンバ調の音楽に合わせて、踊りながらコースを回る。各連の踊りを審査員が審査し、最優秀賞をはじめさまざまな賞を選出する。
今年は128連、約7000人が参加。オープニングセレモニーでは、50回の節目を記念し、連続出場の連の表彰を行った。17時30分、「響かせよう松本ぼんぼんの歌と踊りをレッツゴー」の呼びかけで、風船を飛ばして踊りがスタートした。
参加者は、法被やTシャツなどそろいの衣装をまとい、音楽に合わせて元気に踊りを披露。「どっこいどっこい」「わっせーわっせーわっせっせー」などの掛け声や、企業名やスローガンを叫ぶ元気な声が響いた。
同祭は、踊りのコンテストのため、観客の飛び入り参加はこれまで行ってこなかったが、50回を記念して今回は受け入れ可能な連を募集。約15分の踊りを5回行った後の休憩時間に、目印となる緑色のTシャツを掲げた連では、希望者に踊りを教え、最後の6回目では一緒に踊った。
大人の部の最優秀賞には「アザレ」連が選ばれた。連長の山本マサ子さんは第1回から参加。「何回出ても楽しいし、こうして賞をもらえてうれしい。また来年も出たい」と笑顔を見せた。子どもの部の最優秀賞には「開智サッカースポーツ少年団」が選ばれた。