起業や新規プロジェクトに取り組む県内の移住者や、40歳以下の地域企業の経営者を対象にした「地域若手経営者×移住起業家Meet Up!」が7月8日、シビック・イノベーション拠点「スナバ」(塩尻市大門八番町)で行われる。
同拠点のほか、「TERMINAL51°(ターミナルゴーイチ)」(長野市)、「ワークテラス佐久」(佐久市)、「Inadani sees」(伊那市)で同時開催する。定員は各会場20人。
2部構成で、第1部は、農作業の道具を開発する「ハタケホットケ」(塩尻市)の社長・日吉有為さんと「ワークテラス佐久」の管理運営責任者・柳澤拓道さんのトークセッションを、4会場をつないでオンライン配信。移住者の2人から、事業を成功させるポイントなどを聞く。第2部の「プロジェクト発信ワークショップ」では、参加者がグループに分かれて、自分のスキルなどを発表しながら、信州の魅力を発信する新規プロジェクトについて話し合う。
主催は、日本青年会議所北陸信越地区長野ブロック協議会の「信州の魅力Plus on!委員会」。委員長を務めるNPO法人「MEGURU」(同)の代表理事・横山暁一さんは、「その場でプロジェクトができなくても、人脈を広げることで次に進んでほしい」と期待を寄せる。
移住と共に起業する「移住起業家」に着目し、青年会議所が持つ行政や地元とのネットワークを生かし初開催にこぎ着けた。横山さんは「以前から、移住者と企業に関わりがないと感じていた。これをきっかけに地域の活性化につながれば」と力を込める。
開催時間は14時~17時。ウェブサイトで申し込みが必要。