まつもと市民芸術館（松本市深志3、TEL 0263-33-3800）は3月28日～30日、芸術館の裏側を見学する「バックステージツアー」を行う。

　最大客席数1,800席、4層のバルコニー席を備える馬てい型の主ホールの舞台裏などを中心に、通常見ることができない場所を1時間半ほどかけて巡る。楽屋や搬入口をはじめ、サイトウ・キネンオーケストラでも利用されるオーケストラピットなどの舞台施設を見学。途中、照明や音響のデモンストレーションやせりの昇降体験なども予定している。

　同企画は2004年の同館オープン時から年に1回開催。「より多くの皆さんに舞台設備や舞台スタッフなども含めて施設全体のことを知ってもらいたい」という趣旨でスタートした。今回が5回目。

　「普段の見学や視察では見られない舞台裏をぜひ見てもらえれば」と同館の小嶋克巳さん。参加者からは「何度か来たことはあったが、舞台裏は初めて。普段見られないところなので面白かった」「裏側がこんな風になっているなんて…びっくりした」などという感想が多いという。

　ツアーは各日2回ずつ開催。3月28日・29日＝13時30分～、16時～、30日＝13時30分～、18時30分～。参加費は500円。未就学児不可。参加希望者は往復はがきで申し込む。3月2日必着。詳細はサイトで確認できる。