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松本のコンフィチュール店が「夜のジャム教室」 意外な場所からも配信

過去の様子はアーカイブ視聴できる。「夜のジャム教室」初回(6月26日開催)の様子

過去の様子はアーカイブ視聴できる。「夜のジャム教室」初回(6月26日開催)の様子

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 松本・大手のコンフィチュール店「Chez Momo(シェモモ)」(松本市大手4)が、コンフィチュールを作る様子を動画で紹介する「夜のジャム教室」を9月25日、オンライン配信する。

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 店主の蒔田友之さんが、旬の食材を使ったコンフィチュールの作り方を実演。材料の説明や切り方から、煮るときのポイント、保存方法まで紹介する。配信はインスタライブで行い、寄せられた質問にも答える。

 蒔田さんはフランスでコンフィチュール作りを学び、帰国後に自身のオリジナルブランドとして「Chez Momo」を立ち上げた。2010(平成22)年2月に開業。コンフィチュールや焼き菓子を販売しながら、イベントに出店したり、文化教室で講師を務めたりもしている。

 新型コロナウイルスの影響でワークショップが難しくなる中、「山山(さんさん)食堂」(大手5)の店主・高橋英紀さんに声を掛けてもらい、今年6月、同店で初開催。千曲市のアンズと、ラベンダーを使ったコンフィチュールを紹介した。「自分一人で作るよりも、ほかの人もいてくれたほうが、反応もリアルに伝わるので面白いと感じた」と蒔田さん。

 7月にはガレット専門店「creperie monkava(クレープリー モンカバ)」(島内)で長野・篠ノ井産のネクタリンをメインに、カラメル味と、オレンジ&スパイス味の2種類を調理。8月には、県産のモモと松本・梓川で無農薬栽培されたラズベリーを組み合わせたコンフィチュールの作り方を、書店「栞日(しおりび)」(深志3)から、店主・菊地徹さんの家族も交え、にぎやかに配信した。

 「調理道具は持参するので、飲食店に限らず、意外な場所からもやっていきたい」と蒔田さん。今回の会場はウェブ制作会社「タナカラ」(中央3)を選んだ。「まだしばらく、リアルでの開催は難しいと思うが、配信でもジャム作りの楽しさを伝えていきたい。そんなに難しいものではないので、見て、気軽に試してもらえれば」とも。

 配信開始は19時ごろ。1時間程度を予定する。

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