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安曇野の画廊で女性7人グループ展「プッチンセブン」 オブジェなど多彩に

7人の女性アーティストの作品 絵画、オブジェなどを展示

7人の女性アーティストの作品 絵画、オブジェなどを展示

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 県内外で活躍する女性アーティスト7人によるグループ展「プッチンセブン」が現在、安曇野の画廊「Banana Moon(バナナムーン)」(安曇野市穂高有明、TEL 090-4819-9878)で開催されている。

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 出展するのは、内海柳子さん、小沢夏美さん、門倉直子さん、竹節裕子さん、成瀬憲子さん、平野ニーナさん、横田真澄さん。個性豊かな絵画やオブジェ、スケッチを展示する。画家の北山亨さんが企画を担当し、女性の権利を巡る問題やジェンダー平等への関心を高めたいと考え、7人に声を掛けた。

 竹節さんは、手すき和紙に日本画用絵の具の顔彩やオイルパステルを使って表情豊かな絵画を描いた。「様子や趣が良い形は光と闇の間に存在するのかもしれない。その目に見えない形を表現した」とコメントを寄せる。デンマーク出身の平野さんは、さまざまな素材のパーツを用いて色鮮やかなオブジェを制作した。日本の歴史や芸術性の高さに感銘を受け、現在の色彩感覚と独特の世界観が完成されたという。

 成瀬さんは、子育て中に描きためた子どもや動物のスケッチを展示。カメラで撮るよりも先にスケッチを描いていた日常を思い返し、「子どもはよく動き回るので、素早くその一瞬を捉える練習になった。最初は下手くそだったが、子どもと共に絵も育った」と振り返る。

 作品の配置は同ギャラリーの主宰で画家・成瀬政博さんが担い、上下の並びや間隔を意識し、作品に合わせバランスの取れた空間を創り出した。「迷うことなく、リズムよく配置することができた。今回のグループ展は40代から100歳のアーティストまでが参加している。年は関係なく、女性はいつまでもはじけられることを感じてもらいたい」と話す。

 営業日は金曜~日曜。営業時間は13時~17時。7月25日まで。

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