松本パルコの西となり、公園通りビル1階に8月29日、とんちゃん焼き(豚ホルモン焼き)の「VIVA」(松本市中央1、TEL 0263-33-7119)が裏町通りから移転オープンした。
店舗面積は15坪、客席は30席。提供する食材は地産地消にこだわり、豚モツは信州産、牛肉は信州和牛を使用し、鶏肉は信州黄金シャモの山賊焼きも注文ができる。野菜も信州で採れたものを自ら仕入れており、店頭には地場産品応援の店として「緑ちょうちん」を掲げている。
メニューの「とんちゃん焼き三種盛り合わせ」(780円)は信州みそとニンニクのタレで漬け込んだ「元祖」、甘めの赤みそで味付けた「赤みそ」、さっぱりとしたオリジナル塩味の「塩アンチョビ」の食べ比べ。「レバ刺し」(850円)はサイコロ状の角切りにし、あえて筋を残すことで歯応えを残している。「熟成つぼ漬けシャンク」(700円)は信州牛のすね肉を丸1日特製のタレに漬け込んだ1品。このほか、同店の「おすすめ」メニューは季節のものを用意する。秋は「マツタケ、合鴨、栗、秋なす、かぼちゃの七輪焼き」(2,500円)など。客単価は3,000円。
店主の藤池満さんが東京で和食の修行をしていたころ、たまたま寄ったとんちゃん焼きの店が気に入り、もともと好きだったという「赤ちょうちん」の店を自分のスタイルと和食の経験で裏町にオープンしたのが2006年7月。リピートで来る客が多く、そうした中、駅前での出店を勧められ、物件を探していたところ、7月に現在の場所を見つけて移転を即決した。
豚のホルモンを七輪焼きのスタイルで食べることが初めての人や、今まで食べられなかったホルモンが食べられるようになったという人も多いという。「移転してからは前より客層の幅が広がったと思う。基本的に『安く』提供できるので、気軽に楽しんでいってほしい」(藤池さん)。
営業時間は18時~翌2時(ラストオーダー)。水曜定休。