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松本・中町商店街で飲み歩き企画 特製升でオリジナル日本酒を

「中甼」と特製升

「中甼」と特製升

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 松本・中町で独自銘柄として手掛けた純米酒「中甼(なかまち)」の飲み歩きを楽しむイベント「なかまち桝(ます)手形」が現在、開催されている。主催は中町商店街振興組合。

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 参加店舗で木曽ヒノキの特製升(1,000円)を購入。一品を注文すると、オリジナル日本酒「中甼」を升1杯分、無料で提供し、店の屋号が入った焼き印を升に押す。14店舗を全て回った人には、今月14日に行われる「さくらノーマイカーデー」で非売品のカップ酒「中甼」を進呈する。

 同酒は2014年から毎年仕込んでいるもので、市内で栽培した酒米・美山錦と「中町・蔵シック館」(松本市中央2)の敷地で沸き出る井戸水を使い、「善哉酒造」(大手5)が醸造。商店街の店主らが酒米の栽培にも携わり、同商店の飲食店と酒類販売店のみで扱っている。同組合活性化委員会飲食班の班長を務める「松本食菜 さくら咲く」(中央2)店主の土田孝康さんは「やはり毎年味は違う。今年はすっきりとした辛口に仕上がった」と話す。

 地元の人だけではなく、観光客で購入する人もいるという。「1日で14店舗は回れなくても、升はお土産にもなるし、いろいろな店を訪れるきっかけにもなって好評」と土田さん。「各店の料理と雰囲気を味わいながら、街歩きを楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。

 4月14日まで。問い合わせは組合事務局(TEL 0263-36-1421)まで。

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