松本・平田に唐揚げ専門店「からあげセンター松本平田店」（松本市平田東2、TEL 0263-88-0077）が8月21日、オープンした。

国道19号沿いにある店舗外観

　場所は今年2月に閉店した「BOOKOFF松本平田店」跡。内装は木材と打ちっぱなしのコンクリートを組み合わせ、シンプルに仕上げた。席数はテーブル、カウンター、小上がり合わせて70席。

　「からあげグランプリ」（日本唐揚協会主催）で3年連続金賞を受賞した唐揚げは、国産鶏を使用。信州産リンゴ、国産ニンニク、ショウガに、市内の老舗・丸正醸造のしょうゆで造った熟成だれに漬け込んで揚げている。「からあげ定食」（780円）や「山賊焼定食」（980円）をはじめ、ゆでた野菜を乗せた「ターザン定食」や「体が喜ぶサラダチキンとスプーンで食べるサラダ定食」（以上980円）などヘルシーなメニューも用意する。

　カレーやラーメンのほか、「とりわさ」（430円）、「もろキュー」「冷やしトマト」（以上300円）などのおつまみ類、水炊きなども付くコースメニュー（3,900円～、要予約）も提供。アルコールはビール、ウイスキー、焼酎、日本酒、果実酒など豊富に取りそろえる。ハイボール用の特製サーバー「ゼウスタワー」で作る超炭酸ハイボール（350円～）も。

　運営は、「豚のさんぽ」など県内で20店舗近くの飲食店を展開する「クルークダイニング」（安曇野市穂高）。「からあげセンター」は2011年、松本駅ビル「MIDORI」に1号店をオープン。その後、上田市、諏訪市などでも出店し、同店が5店舗目となる。店長の深澤徳秋さんは「少しずつ『唐揚げブランド』として定着してきた感じがある。今後もより多くの方に知ってもらいたい」と話す。

　詰め合わせや単品、弁当などのテークアウトにも対応。夕方などは持ち帰り利用の客が多くなるという。「食事やテークアウトはもちろん、夜も遅くまで開いているので、お酒を楽しむ場としても利用してほしい。昼の宴会やパーティーにも活用してもらえれば」とも。

　営業時間は11時～23時。