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穂高神社で「安曇野神竹灯」 8000本の竹灯籠の中で挙式も

8000本の竹灯籠の明かりが揺らめく

8000本の竹灯籠の明かりが揺らめく

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 安曇野・穂高神社で約8000本の竹灯籠をともすイベント「安曇野神竹灯(かみあかり)」が12月2日~4日、行われた。

ハートの形の竹筒に点火

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 6回目となる同イベント。2011年、穂高温泉郷の8つの宿泊施設でつくる「安曇野で暮らすように泊まる実行委員会」が始め、当初1500本だった竹灯籠は徐々に増えて8000本になった。同神社の御祭神・穂高見神(ほたかみのかみ)の姉とされる九州・祖母山の神・豊玉姫(とよたまひめ)の麓の町で、大規模な竹灯籠イベントを行っている大分県竹田市から運んできた竹筒に一本一本、火をともしている。

 3日には、同神社で挙式と婚活事業「コイカツ」が行われた。地元の定住促進や盛り上げにつなげようと、市商工会青年部などが中心となり初めて企画。挙式は県内7組から応募があり、松本市在住の木原志門さん・佳美さんが抽選で選ばれた。

 日が暮れたころ、オレンジ色の明かりが揺らめく中、白無垢(むく)姿の新婦と紋付きはかま姿の新郎が入場。式を挙げた後、用意されたハートの形をした竹筒に2人で点火した。居合わせた人々からは「おめでとう」という声と拍手が送られた。

 佳美さんは「幻想的な雰囲気の中で、たくさんの方に祝っていただければと思い応募した。2人とも信州が好きで移住したので、この土地の神様の前で式を挙げることができてうれしい」と笑顔を見せた。

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