松本駅近くの山平ビル地下に1月28日、居酒屋「麺SoulTimes(めんソウルタイムズ)」(松本市中央1、TEL 0263-36-3350)がオープンした。
店舗面積は約20坪。席数は小上がり30席。経営は1955(昭和30)年創業の老舗・小澤製麺所(大町市)。地元飲食店や学校給食用にうどん、そば、中華麺などを卸す同社が、「自分たちの麺を自分たちで売れるようにしていきたい」と飲食事業を立ち上げた。
メニューは麺をメーンにした創作料理。居酒屋の定番料理以外に、ラーメン入りの「もつ煮」(580円)や揚げた麺をトッピングした「バリっと女サラダ」(750円)などのアラカルトメニューを用意する。「本日の出し巻き卵」(680円)も麺入り。うどんとトマトソースを使ったものや、焼きそば入りのものなど工夫を凝らす。
麺メニューは、「素ラーメン」(450円)、「かけそば」「かけうどん」(以上500円)などシンプルなものから、「昔のそば屋のカレー風」という「イエローTimes」、クリームソースをベースにバターライスも入った「ホワイトTimes」(以上790円)など、他にはないようなものまで幅広く展開する。「麺が入っているのでボリュームがあるものも多い」と店長の今溝佳代子さん。アルコールはビール、日本酒、焼酎、ワイン、カクテルなど各種取りそろえる。
店内は金魚をモチーフに、和の雰囲気を演出。「せっかくの外食の時間なので、日常を離れた空間、いずれはレジャーにまで高めたい思いがある」。店名は麺に対する熱意を「Soul(魂)」、時間だけではなく情報発信という側面を「Times」に込めたという。手相セラピストの資格を持つ今溝さんが手相を見るサービスも行っており、「混み具合にもよるが、気軽に声を掛けてもらえれば」と今溝さん。「ボリュームのあるものから、飲んだあとの締めに軽く食べられるものまであるので、さまざまなシーンで気軽に寄ってほしい」とも。
営業時間は17時~23時30分(ラストオーダー)。