松本市の縄手通りで6月21日・22日、恒例の「松本かえるまつり2014」が開催される。
両日開催される「かえる市場」は過去最多の37組が全国各地から参加。アクセサリー、バッグ、Tシャツ、オブジェなどのカエルグッズを販売する。昨年盛況だった「かえるスタンプラリー」は今年も実施し、毎日先着500人にオリジナル缶バッジを進呈。初参加となるチョークアーティスト・松本かなこさんによるストリートペインティングや、学生スタッフが折ったカエル型の折り紙に願い事を書き、少し早い七夕を楽しむことができる「かえるに願い事」などの企画も。
ほかにも21日には「カエル大明神」前での神事、信州大学ケルト音楽研究会「s-clets」によるアイリッシュ音楽ライブ、ケ・イスケさんのサーカスパフォーマンス、手作り楽器のワークショップなどを予定。さらに松本青年会議所主催の「LOVE & GREEN! ECOリンピックス 2014 in 松本」も同時開催され、女鳥羽川水辺の草むしりや河川整備が行われる。
22日は小学生以下の子どもたちがカエルの仮装をして商店街を歩き回る「ケロウィン」を開催。「さわむらしげはる & 飯山ガキデカジャングストーンバーズ」「ヤマショウズ」「サブニュマ」による路上ライブ、信州大学よさこいサークル「和っしょい」の演舞なども予定する。
今年で13回目となる同祭は「RIN-SHO(輪唱) 響き合う心」がテーマ。信州大学、松本大学、松本短期大学の学生50人がボランティアスタッフとして参加。「テーマは学生みんなで考えた。一人ひとりが歌声を合わせて大合唱になる輪唱のように、協力し合う気持ちを大切にして祭りを成功させたい」と学生スタッフ総括の信州大学人文学部3年・平林志帆さん。「子ども向けのゲームやその年ならではの企画は、毎年一から練っている。最高に楽しんでもらえるよう準備を進めているので、ぜひ足を運んでほしい」と呼び掛ける。
開催時間は10時~。雨天決行。