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松本で常滑の陶芸家と岐阜の木工作家が企画展-森をテーマにした作品270点

ギャラリーの様子

ギャラリーの様子

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 松本のギャラリーカフェ「Gargas(ガルガ)」(松本市深志3、TEL 0263-39-5556)で現在、陶芸家と木工作家3人による企画展「森小屋集会所」が開かれている。

植物や鳥をモチーフにした皿

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 「森」をテーマに、器やオブジェなどの作品を270点ほど展示する。出展は、伊藤みほさん(陶器)、辻本路さん(同)、佐伯知子さん(木工)。伊藤さんはこれまでに同ギャラリーで2回個展を行っているが、ほか2人は初めて。伊藤さんの声掛けにより実現した。

 動物をモチーフにした作品が特徴の「atelier daisy」の伊藤さん。ウサギ、クマ、リス、トリ、チョウのほか、木や花などの植物をモチーフにした皿やマグカップ、ブローチなどを展示する。「縁絵が花やチョウなどの常滑焼きは新作。描画や釉薬(ゆうやく)の使い分けに手間がかかったみたい」と同ギャラリーの熊谷幸枝さんは話す。

 常滑で制作活動をする辻本さんは、花をモチーフにした皿や箸置き、家形の花器などを出展。キノコのオブジェは、アイシングのような質感に水玉模様をあしらったものや、本物のキノコのようなものなど、表現を変えて制作した。岐阜で木製家具や小物を制作する「山の前製作所」の佐伯さんは、絵本の世界に出てくるような作品が多く、帽子をかぶった木製人形の花瓶やろうそく立てなどを展示する。

 「どの作品もとてもかわいらしい雰囲気だが『大人使い』できるものがたくさんある」と熊谷さん。「若い作家さんはオリジナリティーを追求して切磋琢磨(せっさたくま)しているみたい。個性豊かでほっこりとした作品をぜひ見に来てほしい」とも。

 作品は全て販売する。パスタプレート=4,320円、キノコのオブジェ=648円~、木製の花瓶=3,700円~など。営業時間は11時~20時。火曜、第1・第3月曜定休。6月29日まで。

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