松本の合同庁舎近くに2月23日、ラーメン店「信州麺屋とんずら」(松本市島立、TEL 0263-47-8830)がオープンした。
店舗面積は約30坪。席数はカウンター、テーブル、小上がりで42席。塩尻・広丘で6年ほど営業していた「信州麺屋一本軒」が店名を変えて移転した。「店名とメニューの名前は変わったが、スープなど味はそのまま」と店主の丸山英明さん。
豚骨をベースにしたスープは下処理に時間をかける。「自分自身、豚骨の臭みが嫌いだったので、苦手な人でもおいしいと思えるようなものを目指した」と丸山さん。濃厚豚骨メニューは、焦がしニンニク油を入れた「とん黒」や、唐辛子油を入れた「とん赤」(以上690円)のほか、「しょう油」「塩」(以上680円)も用意する。あっさりスープの「とりしょう油」「とり塩」(以上680円)、豚骨と魚介のスープを使った「ぶうとと」(720円)、「魚介つけめん」「黒つけめん」(以上870円)なども。
トッピングやご飯もの、サイドメニューも充実。ご飯を油で焼き付けて香ばしさを出した「揚げめし」(280円)は、スープを入れるとおこげのようにジュッと音が鳴る。
以前からの常連客も多く、スープが早々になくなってしまうこともあるという。「(前の店から)少し遠くなっても足を運んでいただけるのは本当にありがたい」と丸山さん。「これまでのお客さまにも、新しいお客さまにも喜んでもらえる味を提供できれば」とも。
営業時間は11時30分~15時、17時~22時。火曜、第3月曜定休。