松本パルコ前の花時計公園(松本市中央1)で10月12日~14日、日本酒を楽しむイベント「城下町 酒の宴(えん)2013」が開催される。
2009年から毎年開催していた「城下町酒楽まつり」をリニューアルした同イベント。これまでは松本駅周辺の飲食店を巡る形式で、11月3日の市民祭に合わせて開催していたが、今年は同公園内に特設ブースを設置。同期間に松本城で行われるそば祭りのタイアップ企画として行う。「来場者が増えたので、他のイベントなども参考にして、期間も長く、広い会場で楽しめるような企画にした」と同実行委員会事務局の福澤崇浩さん。
特設ブースには県内の酒蔵10蔵が、日替わりで出展。受付でチケットと引き換えにリストバンドと試飲用のおちょこを受け取り、各ブースを回って日本酒と蔵元の人の話を楽しむ。市内飲食店がおつまみを用意する「食ブース」や、蔵元による地酒・クラフトビールの販売、そば祭りのイベントとして開催される地元伝統食の青空市場「長寿日本一!信州食物語」も行われる。
「毎日10蔵、3日間で30蔵もの地酒が味わえる機会はめったにない」と福澤さん。「これまではお酒だけだったが、今回は食も含めて楽しめるイベントになると思う」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~15時。チケットは入場日ごとに必要で、前売り券=1,000円、当日券=1,500円。市内飲食店や酒販店では11日まで、ウェブでは入場日前日まで販売する。問い合わせは同実行委員会(そば居酒屋 蔵のむこう、TEL 0263-36-7880)まで。