陶芸作家・金井三和さんによる個展「もういいかい もういいよ」が現在、松本市のギャラリーカフェ「Gargas(ガルガ)」(松本市深志3、TEL 0263-39-5556)で開催されている。
皿やふた物、オーナメント、コラージュなど200点以上を展示。白や黄色をメインに、春らしい色合いの作品が並ぶ。モチーフに描くのは、ウマやフクロウなどの動物、植物、ポットやクロスなど。ボーダーや水玉柄の服を着た女の子やネコ、クマもある。「冬眠から目覚めて、起きてきたようなイメージで描いた」と話す。
陶製の皿はたたら作りで、丸形と楕円(だえん)形を用意。昨年の「工芸の五月」の企画「ほろ酔い工芸」で皿の制作を依頼された際に、たたら作りに挑戦し、手応えを得たという。手にした時に感じる重さなどは、試行錯誤を重ねている。色合いは窯内に置く位置で変わり、「同じ材料でも違う雰囲気が出て面白い」とも。
おかっぱ頭の女の子や花を手にしたクマなどのコラージュ作品は大町市の「麻倉 Arts&Crafts」の企画で制作したものを額装。素材は保管してあったファッション誌を用いた。
「スミレ研究所」の工房名で活動する金井さん。同ギャラリーでの展示は17回目で、そのうち春の季節は6回目。展示名は「春が来たかな、もう来たよ」という会話を想像して付けたといい、DMはオーナメントの猫と、皿に描いた馬が糸電話で話している和やかな雰囲気に仕上げた。「冬の間にこつこつと作ってきた作品の中に、春を感じてもらえれば」と呼びかける。
価格は、オーナメント=2,500円~、皿=3,000円~、コラージュ=2万円など。営業時間は11時~19時。月曜・火曜定休。4月26日まで。