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池田町にビリヤニ&スパイスカレー店「ミカチカレー」 地元産ハーブ使って

ログハウス2つのうちの1つに、テーブル8席を用意

ログハウス2つのうちの1つに、テーブル8席を用意

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 ビリヤニとスパイスカレーの店「ミカチカレー」(池田町池田)が11月13日、オープンした。

「ビリヤニとカレーの盛り合わせ」

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 不動産会社「遠条」(同)が手がける商業スクエア「CHILLOUT SQUARE(チルアウトスクエア)」内にある6畳のログハウス2つを店舗にする。席数は、カウンター=4席、テーブル=8席。スクエア内にはテラス席もある。

 カレーは、「塩こうじチキンカレー」と「季節の野菜カレー」(以上1,100円)の2種類。「塩こうじチキンカレー」は塩こうじに漬け込んだ鶏肉と池田町産のカレーリーフを入れる。「季節の野菜カレー」は地元農家から直接仕入れる旬の野菜を使う。「2種あいがけ」(1,400円)や、副菜も付く「ビリヤニとカレーの盛り合わせ」(1,500円)も提供。ビリヤニは、ハーブを多く使うことで、スパイスの香りとフレッシュな香りを楽しめるように工夫した。店主の松本美佳さんは「池田町はハーブの産地。爽やかなビリヤニに仕上げた」と話す。

 コーヒーは、安曇野・穂高のコーヒー店「岳」のオリジナルブレンド。スパイスの余韻を消さずに、食事と一緒に楽しめるような味わいを目指したという。ほかに、「自家製クラフトコーラ」(600円)や、松本・中町の「cafe chiiann(チーアン)」のジンジャーシロップを使った「ジンジャーシロップドリンク」(650円)など。アルコールは松本の「BACCA(麦香)ブルーイング」のクラフトビール(900円~)を用意する。

 松本さんは松本市出身。客として「BACCA(麦香)ブルーイング」に通う中、ランチや間借り営業で提供されているスパイスカレーと出合った。カレーを作る人たちとも交流が生まれ、スパイスカレー教室に参加したことがきっかけで、自らもカレーを作るようになっていったという。2022年ごろからは同店で週1日、提供を始めた。

 その後、シェアキッチンやイベントで出店をしながら、昨年6月から池田町の「イノシカ珈琲(コーヒー)」で間借り営業を行った。「地域の皆さんが足を運んでくれて、手応えを感じていた」と松本さん。同スクエアへの出店を持ちかけられ、開業を決めた。「立地としては、何かのついでに立ち寄るというよりは、目的地になる場所。ここを目がけて来てくれる人に満足してもらえるような店にしたい。池田町に来る理由の一つになっていければ」とも。

 営業時間は11時~14時(ラストオーダー)。月曜~水曜と、毎月第3週定休。

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