松本駅アルプス口近くに7月8日、カフェ「Santa cafe(サンタ・カフェ)」(松本市巾上5、TEL 0263-36-0440)がオープンした。
店舗面積は約20坪、客席は28席。深い茶色の木目を基調とした店内はイギリスのアンティークの家具を配し、落ち着いた雰囲気を演出している。
「いちごのミルフィーユ」(420円)、「白ショートケーキ」(473円)など、常時10種類以上を用意するケーキはすべて店内で手作りしている。「スペシャルケーキセット」(1,260円)は通常販売しているケーキ1.5個分に、アイスクリームやプリン、フルーツを添えた日替わりのプレートとコーヒーか紅茶をセットにしたもの。「その日のフルーツや、ケーキの品ぞろえによってどんなプレートにするかを決めるので、同じものは二度とないかも」とオーナーの大沢俊仁さん。ランチは平日15食限定で「サンタお薦めママランチ」(800円)を用意。そのほか、パスタ、オムライスなども提供。Aセットにするとドリンクとワンプレートの「シェフおまかせデザート」が付く。
同店は1997年に安曇野市三郷にオープン。当初はケーキの販売をしていたが「お客様の要望で、食事も提供するようになった」(大沢さん)。今年5月に閉店し、ケーキのテークアウト専門店として営業していた「Pecori(ペコリ)」(巾上)近くに移転した。「もともとケーキから始めたので、デザートがメーンという感覚がある」と大沢さん。その思いが「スペシャルケーキセット」や「シェフおまかせデザート」のボリューム感に表れている。
「お薦めはオーナーの作るデザート」と同店マネージャーの竹村るみさん。写真を撮る人も少なくないという。「三郷のころの常連さんや、『オープンを待っていました』と言う方が来てくれるのがうれしい」と話す。
ディナータイムにはアルコールも提供。オーナー自身がいろいろな店を探して見つけた「下町焼酎ハイボール」は、メニューで「超がつくほどオススメ」と紹介している。「前の店は18時閉店だったが、今はディナーの営業もしているので、昼とは違う『Santa Cafe』を楽しんでもらえれば」(大沢さん)。
営業時間は10時~21時(ラストオーダー)。