安曇野でアイスチューリップ1万本が見頃に、一足早く春を演出

色とりどりのチューリップが咲く

色とりどりのチューリップが咲く

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 安曇野の「国営アルプスあづみの公園 堀金・穂高地区」(安曇野市堀金、TEL 0263-71-5511)で現在、1万本のアイスチューリップが見頃を迎えている。

外は雪景色だが、チューリップで春を先取り

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 園内にある「あづみの学校多目的ホール」で1万球を展示する。安曇野の春をイメージし、入り口には道祖神などを配置。通路の両脇に、赤、ピンク、黄色や八重に咲くものなど10品種のチューリップが並ぶ。

 アイスチューリップは、チューリップの球根を特殊な方法で冷蔵し「冬眠処理」したもの。5年ほど前から同園では「北アルプスを見ながら春の訪れを楽しんでもらおう」と、4月下旬~5月上旬は20万球のチューリップが花開く。アイスチューリップの展示は、そのPRも兼ねて昨年から始めたもの。「一足早く、春の気分を感じてもらえれば」と同園の須之部大さん。

 市内の団体「安曇野緑の会」が市内の桜を地域別に紹介したマップや写真パネルも展示し、春の雰囲気を演出する。「まだまだ寒い季節は続くが、足を運んでいただいて待ち遠しい春に思いをはせてほしい」とも。

 開園時間は9時30分~16時。入園料は大人=410円(65歳以上は210円)、小・中学生=80円、幼児無料。1月18日まで。18日13時からは、先着300人にチューリップの花苗を配布する。

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