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松本の洋裁教室「ラズベリーガール」がリニューアル 体験教室や型紙販売も

ソーイング教室のほか、道具貸しにも対応

ソーイング教室のほか、道具貸しにも対応

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 松本・蟻ヶ崎のソーイングワーク教室・アトリエ「RaspberryGirl(ラズベリーガール)」(松本市蟻ヶ崎4、TEL 0263-88-6468)が7月9日、リニューアルオープンした。

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 ソーイングワーク教室は1回2時間30分。簡単なものから始めたり、数回かけて本格的なものを仕上げたりと、要望に合わせて個別に対応する。店主の田川恵理子さんは「子ども服が中心だが、作りたいものは人それぞれ違うので、自然とマンツーマンの教室になった」と話す。アトリエでは、型紙も販売。田川さんが制作した洋服のほか、地元クラフト作家のビーズを使ったアクセサリーなども扱う。

 出産を機に洋裁を始めた田川さん。長女や次女のために作った服をブログで紹介するうちに、販売も行うようになり、業務用ミシンを購入した。「趣味で始めたものが徐々に仕事になっていった。洋裁について習ったわけではないので専門知識はなかったが、その分、初心者でも分かりやすい方法を考えることができた」と振り返る。

 昨年12月、自宅に教室兼アトリエを構えた。当初、業務用ミシンは3台だったが、「半年間、教室をやってみて需要が高いことが分かった」と6台に増やし、ミシンや糸などの道具貸しにも対応するようになった。「『どうやって作ったらいいか分からない』『家にミシンがなくて作れない』という声に応えたかった。自分もそうだが、本を買ってみたが難しくて断念したという人も多い。『作りたい』という思いを後押しできるような場所でありたい」と田川さん。「まずは1つのものを完成させる体験をしてほしい」と、体験レッスンも用意する。

 参加者は、子ども服や雑貨を作りたいという人のほか、「娘と孫におそろいの服をプレゼントしたい」という年配の人もいるという。「今の時代、服は安く手に入れることもできるが、形として残すこともできるもの」と田川さん。「必ず完成までフォローする。形になったときと、実際に着てもらったとき、2つの喜びを感じてほしい」と話す。

 営業時間は9時~16時。火曜・日曜、土曜隔週定休。教室は午前の部=9時30分~12時、午後の部=13時30分~16時。料金は4,500円。体験レッスンは2時間30分で4,000円(いずれも材料費別)。

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