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松本市の観光サイトがリニューアル 旅行前と旅行中を意識、8カ国語対応も

リニューアルした「新まつもと物語」

リニューアルした「新まつもと物語」

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 松本市の公式観光ポータルサイト「新まつもと物語」が3月19日、リニューアルした。

お披露目の際には市民記者の紹介も

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 パソコンに加え、スマートフォンでも快適に閲覧できるようなデザインに刷新した。「旅に来る前」と「松本に来てから」では必要な情報が異なることに着目し、旅行前に確認しておきたい情報と、旅行中に知りたい情報をそれぞれ検索できるように工夫。トップページには、「歴史」「自然」「文化」の項目を設け、閲覧者の興味がある分野の情報を探しやすくした。

 これまで多言語版は日本語とは別サイトを設けていたが、統一して情報共有を図った。英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、タイ語の8カ国語に対応。各言語のトップページはそれぞれの旅行者のニーズに合わせた写真を用意してPRし、災害時の緊急連絡先一覧なども掲載する。

 同サイトは2006年2月に開設。ボランティアで参加する市民記者がブログで情報発信していることが特徴で、現在約30人が活動している。リニューアルに当たっては昨年、松本の観光について考えるワークショップを3回開催。延べ170人が参加して、さまざまなアイデアを出し合った。

 19日には同サイトをお披露目し、リニューアルの経緯やポイント、市民記者の紹介なども行った。運営する市民団体「新まつもと物語プロジェクト」の林勇次代表は、「市民記者による情報はたくさんあったが、それぞれの情報を関連付けることが難しく、埋もれてしまっていた。これまで同様、ブログを核にしながら、必要な情報に素早くアクセスできるようなサイト作りを目指した」と話す。

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