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「第1回松本マラソン」開催 沿道から声援、松本平を駆け抜ける

フィニッシュ地点の様子

フィニッシュ地点の様子

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 フルマラソン大会「第1回松本マラソン」が10月1日、行われた。

男子優勝の中尾勇生さん

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 当日は雲がほとんどない爽やかな晴天となり、スタート地点の市総合体育館には全国各地からランナーが集結した。緑色の大会Tシャツを着た人や、応援するプロスポーツチームのユニホーム姿の人、おにぎりのかぶり物や帽子にぬいぐるみを載せた人なども。初開催という緊張感の中、記念撮影を楽しむ人や、仲間と円陣を組んで気合を入れる人たちも見られた。

 8時30分の号砲で、ランナーがスタート。エントリーした1万58人のうち8611人が出場し、松本城を囲む城下町や北アルプスを望む田園地帯など42.195キロのコースを駆け抜けた。給水所ではボランティアスタッフが、ドリンクのほかリンゴやバナナも用意。沿道では、小学生のブラスバンドの演奏や、旗を振る人、声援を送る人、ゴール近くのアルウィン周辺では松本山雅の応援旗も並び、ランナーを励ました。

 フィニッシュ地点の県松本平広域公園陸上競技場では、「花いっぱい運動」発祥の地にちなみ、86の団体・個人が花を植えて育てたプランター約400基がランナーを迎えた。男子は2時間23分02秒で中尾勇生さん(静岡県)が、女子は2時間42分50秒で木下裕美子さん(東京都)が優勝。中尾さんは「松本は最高。第1回の大会で優勝できてうれしい。2大会連覇を目指したい」と表彰式で喜びを話した。フィニッシュでは、両手を上げてゴールテープを切る人や、力を出し切って倒れ込む人、元気にスマホで撮影をする人も。5時間半の制限時間内に6849人が完走した。

 同競技場周辺でファミリーラン(2キロ)も行われ、親子など234組が出場。松本市の姉妹都市・藤沢市の「ふじさわ観光親善大使」を務める俳優・タレントのつるの剛士さんもゲストランナーとして参加した。

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