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松本・中町のギャラリーで革作品展 バッグ、ポーチ、ケースなど100点超

シンプルな作品が並ぶギャラリー内

シンプルな作品が並ぶギャラリー内

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 松本・中町のギャラリー「coto.coto(コトコト)」(松本市中央3、TEL 0263-34-4111)で現在、手縫いで革の作品作りを行う「qan:savi(かんさび)」稲井浩志さんの個展「qan:savi Exhibition」が開催されている。

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 バッグをはじめ、財布やポーチ、ペンケースやカードケースなどの小物類から、クロシェットネックレスなどのアクセサリーまで、100点以上を展示する。イタリアの伝統的な天然皮革素材の製造方法・バケッタ製法で作られた牛革を使用。革にパターンを引いて革包丁で裁断し、下処理をして、手縫いで仕上げている。同店オーナーの佐藤和宏さんは「とても細かくて丁寧な作品。使い込んでいくと味わいが増す、革の魅力を感じられる」と話す。

 染料で手染めされた深みのある色合いは、紺、白、赤、グレーの4色を中心に展開。天然素材のため、色の濃さやむらで表情が一つずつ異なる。

 稲井さんは愛媛県在住。家電販売店やインテリア雑貨店の勤務を経て、2009年から作品作りを始めた。現在は個展や企画展を中心に活動を行っている。

 同ギャラリーでの展示は3回目。佐藤さんが千葉で行われていたクラフト市で作品を見て、声を掛けたという。「形はとてもシンプルだが、クオリティーの高さを感じる」と佐藤さん。「手に取ると良さは伝わると思うので、足を運んでもらえれば」とも。

 作品は全て販売する。ポーチ=4,320円~、ストラップ=4,320円~、コインケース=8,640円~など。営業時間は10時~18時。会期中無休。10月3日まで。

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