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松本・寿北のゴルフ場に「ソルトイン」 カフェ&キャンプ&パーティー複合施設

「念願だった兄弟での開業」と関森さん。店名も塩入という苗字から付けた

「念願だった兄弟での開業」と関森さん。店名も塩入という苗字から付けた

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 松本・寿北の大信ゴルフ場内にあるカフェ&アウトドアフィールド複合施設「TASTY VILLAGE SALT inn(テイスティビレッジ ソルトイン)」(松本市寿北9、TEL 0263-31-6985)が、5月からキャンプ利用の受け入れを開始した。

夜になると雰囲気も一変

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 コンセプトは「DAY OFF ~最高の休日を~」。同ゴルフ場内の一角、約1000坪の敷地をリノベーションし、カフェ&レストランと、キャンプやパーティー、ウエディングができる空間を展開。オーナーの関森康男さんは「松本駅から車で15分で、松本平と北アルプスの景色を一望できる。気軽なカフェ利用はもちろん、キャンプやパーティーなどさまざまな形で遊んでほしい」と話す。

 キャンプは予約制で、1日1組限定。ベルテントをはじめ、椅子やテーブル、調理器具、食器などキャンプ用品一式やジェットバスの利用も料金に含まれる。食事はスペシャルメニューを用意し、ビールや酎ハイのサーバーのレンタルも可能。「寝袋と着替えがあれば、あとは何も持たずにキャンプができる」と関森さん。

 カフェメニューは「SALT innバーガー」(820円)などハンバーガー類や、「本日のお肉プレート」「本日のご飯プレート」(以上780円)、「ベーコンマッシュポテト」(300円)などおつまみ類やデザート類も提供する。ドリンクは「ハンドドリップコーヒー」(380円)や「オーガニックチャイティー」(420円)をはじめ、アルコールもビール、ワイン、焼酎、日本酒、カクテルなどを取りそろえる。

 関森さんは白馬のホテルに6年ほど勤務し、アウトドア事業部としてさまざまな企画を手掛けた経験を持つ。その後、松本で「マツモトばる」「matsumoto Mt.BARU」の立ち上げに携わり、マネジャーとして勤務。昨年6月ごろ、独立開業に向けて動き出した時に、プライベートキャンプ場をプロデュースしている「ヴィレッジインク」(静岡県下田市)と出会って意気投合。「最初は飲食店のつもりだったが、これなら今まで自分が経験してきた全てを詰め込んだ空間ができるのではないかと考えた」と話す。

 シェフを務める弟・塩入光男さんと「Mt.BARU」のスタッフだった丸岡淳平さんと一緒に、今年2月からカフェの営業を開始。「暖かくなったらここでキャンプができる、と楽しみに待っていてもらった」と関森さん。「子どもたちが楽しんでいる様子を眺める親の表情を見ているとうれしくなる。これまでとは全く違う客層に出会えることが楽しい」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~日没。雨天休業。キャンプ利用はチェックイン12時~、チェックアウト11時。料金は1泊夕食大人=1万4,000円、小学生=1万円、小学生未満=3,000円。日帰りの利用も可能。

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