松本・筑摩に「ピッツェリア ダ アンダン」-地元素材生かし、まき窯で焼く

店に入るとまき窯が出迎えてくれる

店に入るとまき窯が出迎えてくれる

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 松本・筑摩の薄川沿いに10月5日、ピッツェリア「Pizzeria da Andan(ピッツェリア ダ アンダン)」(松本市筑摩4、TEL 0263-26-3615)がオープンした。

店内は落ち着いた雰囲気

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 場所は昨年2月に移転したレストラン「ベル・リヴィエール」跡。店舗面積は約38坪。席数は、1階はテーブル・カウンター16席。2階は貸し切り用で、12人まで利用できる。安藤貴弘さん・綾さん夫婦が切り盛りする。

 ピッツァは、ピッツァイオーロ(=ピザ職人)・貴弘さんが、まき窯で焼いて提供する。小麦粉や肉は長野県産、トマトソースは長野県産と静岡県産、チーズは岐阜県産と兵庫県産。野菜は無農薬で育てた地元の旬のものを使用する。「野菜はいつも届けてもらっている、本当に今採れる旬のもの」と綾さん。食材に合わせ、メニューも春夏秋冬で変えるという。

 定番の「マルゲリータ」(1,580円)、「マリナーラ」(1,180円)をはじめ、季節のものとして現在は、レンコンが載る「ロート」(1,480円)、窯焼きハーブ鶏とキノコなどが載る「ボッロ」(1,900円)などピッツァは10種類以上。信州サーモンとホウレンソウなどを使った「サルモーネ」(2,300円)や、カニとカニみそ、「松本一本ねぎ」を使った「グランキオ」(2,600円)も。ランチタイムは、旬野菜のサラダと、5種類から選べるピッツァ、ドリンクが付く「ランチセット」(1,580円)を用意する。

 アルコールも地元のものにこだわる。生ビールは「南信州ビール」(700円)、ボトルワインは五一ワインや井筒ワイン、山辺ワイナリーのものを扱い、グラスワイン(赤・白、各650円)も。

 東京や松本の飲食店で9年間、経験を積んできた貴弘さん。「ナポリピッツァの店を出そう」と決意してからは、東京で2年ほど修業した。綾さんも飲食店勤務の経験があり、「何か地元の素材を生かした料理の店を思っていた」という。二人の思いが融合し、綾さんの出身地である松本で、「地元の素材を使った本格的なピッツァ」店が実現した。

 「一人でもカウンターでワインとピッツァを楽しめ、家族連れやグループなら2階を貸し切って気兼ねなく過ごすことができる」と綾さん。「夫婦2人でやっているので、アットホームな雰囲気で温かくお迎えできれば」とも。

 営業時間は11時30分~14時30分、17時30分~21時(いずれもラストオーダー)。火曜・第2・4水曜定休。

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