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塩尻でウェブクリエーターイベント「CSS Nite」-県内初開催に100人が参加

「Webデザイントレンド半期決算」の様子

「Webデザイントレンド半期決算」の様子

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 塩尻市の市民交流センター・えんぱーく(塩尻市大門一番町12)で9月1日、ウェブクリエーターの技術向上を目指すセミナーイベント「CSS Nite in SHINSHU」が開催された。

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 2005年に銀座のアップルストアでスタートした同イベント。以降、全国の地元有志が誘致して「地方版」を開催、これまで280回を越える関連イベントが行われ、延べ3万8000人を動員している。長野県内では初開催で、定員100人を超える申し込みがあったという。「申込時に『ずっと待っていました!』『やっと参加できます』という喜びの声もあった」と実行委員長を務める長野県デザイン振興協会Web研究部会部会長の松本多希馬さん。

 セミナーには地元のウェブクリエーターも「地元ゲスト」として参加。「Greative」(東京都江東区)の原一浩さんによる「Webデザイントレンド半期決算」では「デザインスタジオ・エル」(長野市)のハラヒロシさん、「オフィスP'dj」(塩尻市)の斉藤深雪さんが登壇し、国内外のウェブサイトを例に挙げながら各自の視点で解説した。

 「信州Webの輪」ライトニングトークでは、県内の制作会社やフリーランスで働く5人が制作事例を元にデザインのビフォー・アフターやスマートフォンアプリの開発、ワードプレスのプラグインなどを紹介。ツイッターに投稿された疑問をピックアップして答えたり、ワードプレスの勉強会への参加を飛び入りで呼び掛けたりと、ウェブ関係のイベントならではの展開も。最後は、同イベントを主宰する「スイッチ」(東京都足立区)の鷹野雅弘さんによる「レスポンシブWebデザイン」のセッションを行った。

 「地方もこれだけやっているということをアピールする場にもなったのでは」と松本さん。「初めてで大変なこともあったが、また開催できれば」とも。

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