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松本・中町のカフェで「おさら市」 さまざまな形、春らしい色の器200点

春らしい色合いの器が並ぶ

春らしい色合いの器が並ぶ

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 松本・中町の「cafe chiiann(チーアン)」(松本市中央3、TEL 0263-35-7553)で現在、陶芸家・佐々木一樹さんによる個展「カタチ製作所 おさら市」が開催されている。

佐々木さんの皿で提供されるショートパスタ

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 大小さまざまな皿を中心に、カップや一輪挿し、ランプシェードなど約200点を展示する。皿は、白や黒、マスタードイエローのほか、新色として若草色と白藍色も。「これからの季節に合わせて春らしい色をそろえた」と佐々木さん。長方形、八角形、だ円などの形は、料理が映えるもの、食卓に並べたときに動きが出るものを意識したという。

 カタチ製作所は、「素敵(すてき)をカタチに」をコンセプトに佐々木さんが立ち上げたブランド。現在、阿智村に工房を構え、作陶を行っている。

 展示は昨年に続いて2回目。店主の武田健さん・千春さん夫妻と話す中で、「新生活に向けて、豆皿や小皿などいろいろな皿があると楽しい」と企画が生まれたという。「のみの市のように、たくさんある中から選べるようにしたい」と作品を多めに用意し、重ねてディスプレー。展示名も「市」を付けた。

 オープン当時から佐々木さんの器を使っている同店。新作の皿でショートパスタなどを提供している。期間中は、店内の照明も佐々木さんのランプシェードに交換。「誰の作品なのか聞かれることも多い。実際に使う中で、佐々木さんの作品の良さを感じてもらえれば」とも。

 価格は、小皿=1,000円~、マグカップ=2,000円、一輪挿し=2,300円、皿=3,000円~など。営業時間は11時~20時。入場無料だが喫茶利用が必要。木曜定休。3月29日まで。

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