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松本・裏町にシュークリームとワインの店 「スペインのバル」をイメージ

ショーケースにシュー皮が並び、皮とクリームが選べる

ショーケースにシュー皮が並び、皮とクリームが選べる

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 松本・裏町の「鯛萬(たいまん)の井戸」近くに2月6日、シュークリームとワインの店「Casa Alice Springs(カーサ・アリス・スプリングス)」(松本市大手5、TEL 080-6587-4809)がオープンした。

シュー皮をつまみにワインを楽しむ人も

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 店舗面積は約6坪、テーブル6席。シュークリームはテークアウトもできる。鯛萬小路の一番奥で、10年ほど空き物件となっていた店舗を改装し、前田芳孝さん・三恵子さん夫婦が開業した。

 シュークリーム(200円~)は、皮とクリームがそれぞれ選べ、注文を受けてからクリームを詰める。皮は「さっくりシュー」、「パイシュー」、「クッキーシュー」など約5種類。クリームはカスタードと生クリームを混ぜた「プレーン」や、甘口のシェリーを使った「シェリーレーズン」のほか、「ポテトサラダ」など甘くないものも。「シュー皮とワインを一緒に楽しむ人もいる」と芳孝さん。

 アルコールはワインを中心に、シェリーやビールなども提供する。ワインはチリやスペイン、カリフォルニア産で、グラスは400円~、ボトルは2,200円~。エスプレッソ(350円)などアルコール以外のドリンクや、タパス(250円~)も用意する。

 昨年12月、三恵子さんの「シュークリーム屋さんをやってみたい」という一言から、物件探しを開始。芳孝さんは「最初に来た時は、通りはシャッターが閉まっている店が多くて心配になったが、路地に入ったら雰囲気がとても気に入った」と振り返る。県内外で飲食業に携わってきた芳孝さんの経験を生かし、ワインとシュークリームという組み合わせを考えた。「スペインのバルのように、気軽にふらっと立ち寄れる店をイメージした」とも。

 オープンから1カ月。「裏町の路地という場所や、意外な取り合わせに驚く人もいるが、意外と落ち着くみたいで、シュークリームもワインも両方楽しんでいただいている」と芳孝さん。「裏町の活性化にも一役買えればうれしい。ライブなども企画していきたいし、若い人にも足を運んでもらえれば」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は、日曜~水曜=10時~18時(水曜は~16時)。金曜・土曜=10時~16時、18時30分~22時。木曜定休。

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