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開幕控え、松本山雅がキックオフイベント 「J1復帰」誓う

キャンプを振り返り、今季の展望を語る反町監督(写真右)

キャンプを振り返り、今季の展望を語る反町監督(写真右)

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 J2開幕を1週間後に控える松本山雅F.C.は2月21日、アイシティ21(東筑摩郡山形村)でキックオフイベントを行った。

学生服で登場した新加入の前田大然選手

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 今年で5回目となる同イベントに約800人のサポーターが詰め掛けた。吹き抜け部分には横断幕が張り巡らされ、「シーズン前からこの盛り上がり、今年もまたすごい。本当に老若男女問わず集まっている」とゲストMCの平畠啓史さん。選手が登場すると会場からはコールが上がり、全28選手がキャンプを終えた感想や今季の抱負などを語った。

 新加入のシュミット・ダニエル選手は、開幕戦で古巣・ロアッソ熊本と対戦することについて聞かれると「楽しみ。(今季は)勇気を持ったプレー、気持ちを押し出すプレーをしたい」と答えた。ベガルタ仙台から移籍した武井択也選手は「これだけ多くの人が来てくれるとは。熱いサポーターだと思った」と話し、「結果にこだわり、1年でJ1に復帰しましょう」と力強い言葉も。学生服で登場した前田大然選手は「2ケタ得点を1年目から狙っていきたい」と意気込んだ。

 当日が誕生日だという岩間雄大選手に、皆が「ハッピーバースデー」を歌う一幕も。岩間選手を「師匠」と慕う柴田隆太朗選手は、お祝いに一発ギャグを披露したが、「早く座って」とあしらわれていた。

 選手に続いて、後半は反町康治監督が登場し、今季に向け「一戦必勝でやっていく」と話した。キャンプを順調に終え、開幕までの1週間は合宿を行い、対戦相手のことを考えながら準備を進めるという。「同じことをしていても衰退していくので、新しいことにチャレンジしなければならない」と反町監督。「見違えるようにうまくいくなんてことはないが、そこに到達できるようにやっていく。選手ができるので、それを引き出していきたい」とも。

 ロアッソ熊本との開幕戦は2月28日、うまかな・よかなスタジアム(熊本県熊本市)で行われる。

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