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松本の広告代理店が「デジタル仏壇」を開発・販売-ペット用も

インテリアにもなじむようパステルカラーを使った「ペットメモリアルデジタルボックス」

インテリアにもなじむようパステルカラーを使った「ペットメモリアルデジタルボックス」

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 総合広告代理業のデザイン計画(松本市波田、TEL 0263-92-8500)が、モニターに遺影や戒名を表示できる「デジタル仏壇」とペット用の小型仏壇「ペットメモリアルデジタルボックス」を開発し、11月15日から販売を始めた。

扉を開くとBGMが流れる「デジタル仏壇」

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 「デジタル仏壇」は6タイプで、サイズは高さ30~42センチ、幅24~30センチ、奥行き10~18センチと小型。デジタルフォトフレームを備え、仏壇の扉を開くとBGMが流れSDカードに記録された写真などをモニターに映し出す。寺などからの情報提供や、仏壇が3日間起動しないと連絡が入る安否確認システムが付いたネットワーク通信型も上位モデルとして用意する。

 ペット用の「ペットメモリアルデジタルボックス」は2タイプで各4色を展開する。「デジタル仏壇」同様、SDカードを使用。ペットに合ったテンプレートを10種類から選び、ペットの名前やコメントを入力、写真やBGMを設定できる。下段には骨壷や供養品などの収納スペースも。「部屋に置いたときになじむようにデザインした。カラーも優しい色合いのものをそろえた」と斎藤淳一社長。

 同社が以前、店頭プロモーション用のデジタルフォトフレームを作ったことが商品開発のきっかけになった。「デジタルフォトフレームを利用した一般向け商品ができないか」と昨年春ごろから開発に着手。葬式や仏事の様式の変化、ペット用の弔いサービスの増加などを背景に、現代にふさわしいものを模索しながら開発を進めてきた。「いつもそばに置けるようにデザインなども工夫を重ねた。『癒やし』の一つのかたちになれば」と斎藤社長。

 価格は、デジタル仏壇=13~18万円、ペットメモリアルデジタルボックス=8万円と5万円の2タイプ。取扱店などの詳細は同社まで。

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