松本インターチェンジ近くに9月17日、カレー店「サミーカレー」（松本市島立、TEL 0263-47-3351）がオープンした。

注文カウンターでは、出来たての総菜が冷めないような工夫も

　席数はカウンター・テーブル・小上がりで60席。同店はセルフサービス形式のカレー店。数種類あるカレーから好きなものを選び、好みで総菜やトッピングを追加して会計する。食事後は利用客自ら食器を返却。ドリンクは店内の自動販売機で購入する。

　カレーは「チキンカレー」「ポークカレー」（各390円）、「ビーフカレー」（490円）の3種類。現在は「甘口カレー」（390円）も用意する。出来たてにこだわる総菜は、「ロースとんかつ」（180円）や「山賊焼」（160円）、「チキンカツ」（140円）、「ウインナー」（60円）など常時10種類以上を用意。トッピングは「チーズ」（50円）や「温泉卵」「納豆」（各80円）など。カレーは100円追加で大盛りも対応する。

　オニオンフライや福神漬け、マヨネーズなど無料で利用できるトッピングも。女性スタッフの意見を取り入れて用意したという細かく刻んだ生ピーマンは、「女性客に人気が高い。カレーに混ざると苦味もそんなに気にならず、シャキシャキした食感がアクセントになっていいのかも」と店長の辺見琢也さん（31）。

　「サミータイム」という割引時間を設けるのも同店の特徴。15時～18時、21時～24時の各3時間は、カレーを60円引きで提供する。「店名の『サミー』から連想して『3』時間（笑）。夜はサミータイムを狙って来るお客さんが多い」。

　同市出身の辺見さんは飲食店勤務の経験があったことから、知り合いだった同店オーナーから店長を依頼されたという。「最初は普通のカレー店にしようと思っていたが、セルフサービスにして、その日の気分でいろいろ選べる方が楽しいと思った」。

　「期間限定のカレーやテークアウトなど、やりたいことがたくさんあるが、オープンして間もないのでまだ対応できていない。できる限りお客さんやスタッフの意見を取り入れていきたい」と辺見さん。「リーズナブルでワイワイできる店を目指している。気軽に足を運べる、いつでも明るい店にしたい」と意気込む。

　営業時間は11時～24時。