松本にインド家庭料理店-店舗撤退乗り越え再スタート

店長・デワさん出身のジャイプールの街並みを表現した店舗。

店長・デワさん出身のジャイプールの街並みを表現した店舗。

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 井上百貨店近くに7月25日、インド家庭料理店「RAJASTHAN(ラジャスタン)」(松本市深志1、TEL 0263-35-7135)がオープンした。

「おすすめ」の「チキンティカマサラ」。もちもちのナンは7種類

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 同店は井上百貨店の新館・ベルモール25内で「ロイヤルヒンド」の店名で営業していたが、ベルモール25の閉館に伴い移転オープンしたもの。内装は一面ピンク色に。店長でシェフのデワさんの出身地・ジャイプール(インド・ラジャスタン州)では建物がピンク色の砂岩でできており、別名「ピンクシティ」と呼ばれていることから、故郷を思ってピンク色の内装にしたという。南国風の観葉植物を多く置き、テーブルクロスや食器、BGMもインドのものを使用し、雰囲気を作り出している。店舗面積は約13坪。席数はテーブルとカウンターで40席。

 メニューは、「チキンカレー」「シーフードカレー」(以上750円)、「ミックス野菜カレー」(880円)、「ジャガイモとカリフラワーのカレー」(800円)など、カレーがメーン。辛さは5段階から選べる。同店の「おすすめ」は、グリルした鶏肉が入った「チキンティカマサラ」(850円)、カッテージチーズとバターソースの「パニールバターマサラ」(800円)、9種類の果物やカシューナッツが入る「ナブラタンコルマ」(880円)など。ライスは2種類、ナンは7種類(各200円~)あり、ナンは注文が入ってから焼き上げる。ランチタイムには、カレー・ナンまたはライス・ドリンクなどがセットになった「ランチメニュー」(500円~1,000円)を用意する。

 単品料理もインドならではのものが中心。「タンドリーチキン」や「インドの野菜餃子」(以上500円)、インドのせんべい「パパド」(300円)、「マンゴーアイス」(450円)など。ドリンクはアルコールからソフトドリンクまで各種用意する。

 今年5月、ベルモール25の閉館で撤退を余儀なくされたが、「また店をやりたい」とデワさんとスタッフ2人、デワさんの友人らで新店舗開店に向けて準備を進め今回のオープンにこぎ着けた。「インドカレーは辛いというイメージが強いと思うが、そんなことはない。日本人が食べやすいような味付けにしてある」とデワさん。「心を込めて作っている。ジャイプールに行った気分で本格インド料理を堪能してもらえれば」とも。

 営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時30分~23時、土曜・日曜・祝日=11時~23時。

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