南浅間にカフェ&レストラン-南仏プロバンス地方の家庭料理提供

店内のショーケースに手作りのスイーツが並ぶ。「単品でもお出しします」と敏也さん。

店内のショーケースに手作りのスイーツが並ぶ。「単品でもお出しします」と敏也さん。

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 松本・南浅間に3月5日、カフェ&レストラン「プロヴァンスの日曜日」(松本市南浅間、TEL 0263-45-5558)がオープンした。

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 店舗面積は約10坪、席数は12席。淡い黄色を基調にした店内は、明るい緑色のファブリックや壁面にディスプレーした皿などで雰囲気を演出する。「南仏プロヴァンスの家庭料理を気軽に楽しんでもらいたい」とオーナーシェフの田中敏也さん。定番メニューと、旬のものを使った月替わりメニューを提供する。

 ランチは全メニューに前菜とドリンクを付け、「プロヴァンス風スパイシーカレー」(1,000円)や「南仏風煮込みハンバーグ」(1,300円、パン付き)などを提供する。ティータイムはスイーツとドリンクをセットにした「本日の自家製ケーキセット」(750円)や「オリジナルマフィンセット」(650円)を用意。ケーキは、フランスで人気という野菜の入った塩ケーキ「ケークサレ」や南仏の村・マントンのレモンを使った「マントンのプリン」「マントンのケーキ」などを手作りしている。ほかに、「地中海風チャバタのサンドと野菜のマリネ」(800円)などの軽食も用意。

 同店は並柳のフレンチレストラン「銀のフライパン」の姉妹店。「(銀のフライパンでも)南仏の家庭料理をコースで提供しているが、予約制のコースのみのためか、記念日などに利用する『特別な店』というイメージになってきたので、もっと気軽に利用できる店をと思って(出店した)」と「銀のフライパン」オーナーで父の和志さん。両店とも、野菜は契約農家から無農薬のものを取り寄せ、肉や魚なども厳選したものを使用している。「食事は生命の原点。料理で素材は大切なものだから、本当に安心・安全なものを提供したい」(和志さん)。

 「南仏プロヴァンスの家庭料理教室」も月に1~2回ほど開催する予定。2人は南仏に毎年足を運んでいるといい、オープン前の2月にも行ってきたばかり。「『行ってみたい』というお客さんも一緒に行ってきた。18人いたので、ちょっとした団体旅行(笑)」と和志さん。「レストランに来て食事をすると、次は自分で料理できるようになりたいと思うようになって、さらに本場に行ってみたくなる…そんな気持ちが自然に生まれてくるのかも」と話す。

 「皆さんに、ゆっくりできてよかったと喜んでもらえている。家庭料理がメーンなので、気軽に来てもらえれば」と敏也さん。今後は、ディナーのコースメニューや個室(4席)も用意する予定。

 営業時間は11時~20時。木曜定休。ディナーは要予約。

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