大阪に「信州SKYカフェ」-県が出店、信州まつもと空港利用をPR

「信州SKYカフェ」外観。ロゴは飛行機とアルプスの山をイメージしたもの。大阪-信州間は55分と意外と近いことをアピール。

「信州SKYカフェ」外観。ロゴは飛行機とアルプスの山をイメージしたもの。大阪-信州間は55分と意外と近いことをアピール。

  • 0

  •  

 長野県は7月7日、大阪・吹田市内に信州の魅力や信州まつもと空港の大阪線を利用した観光をPRする「信州SKYカフェ」を1カ月間の期間限定でオープンした。

[広告]

 「長野県魅力発信事業」の一環で、昨年10月に東京・新宿で行った「TOKYO長野カフェ」に続く第2弾。前回の「TOKYO長野カフェ」は1カ月間で15,000人以上が来店、アンケートでは9割以上から肯定的な評価を得た。

 今回は「トラベルカフェ江坂東急ビル店」(吹田市豊津町9、TEL 06-6190-7551)を改装して営業。メーンターゲットを会社員や買い物客とし、1日の来店人数を約300人、期間中の総来店人数を約10,000人と見込む。

 メニューは県内の食材を使ったフード類8種、ドリンク類18種を用意。大鹿村の鹿肉と隠し味にブルーベリーを使った「信州ジビエカレー」(880円、ランチタイム100円引き)や、塩尻産牛肉を使った「信州贅沢ハヤシライス」(1,380円、ランチタイム100円引き)などを提供する。どちらも米は安曇野産コシヒカリを使用。アルコール類は塩尻・桔梗ヶ原産のワインや、週替わりで県内産地ビールを提供する。

 15時からは「信州のソウルフード」とも呼ばれるおやきも販売する。「Aセット」(500円)はトマト・山菜・野沢菜・梅ひじきの見た目もカラフルな4種のセット。「Bセット」(380円)は信州サーモンと信州黄金シャモを使った「信州のブランド食材おやき」2種のセット。どちらも一口サイズで提供する。

 県内で広く親しまれているおやきは、小麦粉を水で溶いて練り、薄くのばした皮で具を包んで焼いたもので、「今回、一番出したかったメニュー」(県担当者)。オープン初日、村井知事が大阪府橋下知事を表敬訪問した際には「(大阪人は)『粉もん』が大好きですから、これはいけますよ」(橋下知事)と太鼓判を得た。

 席数は89席(店内=77席、テラス席=12席)。今回は信州まつもと空港利用のPRという面を出すため、ロゴも空港をイメージして作成した。店内ではポスターやテーブルマットなどに信州の自然の写真を用い、3台の大型ディスプレーでプロモーションビデオを上映するなど、「食」と「ビジュアル」両面で夏の信州観光をPRする。

 営業時間は、平日=7時30分~23時(金曜のみ翌1時まで)、土曜・日曜・祝日=8時30分~23時。8月9日まで。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース