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松本で「氷彫フェスティバル」開幕 寒さの中で光る「繊細な表現」楽しんで

松本駅前で氷像を制作する様子(26日撮影)

松本駅前で氷像を制作する様子(26日撮影)

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 冬の祭典「国宝松本城氷彫フェスティバル2023」が1月27日、開幕した。

氷像を制作する様子

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 松本城公園では、全国から12チームほどが参加する「チャンピオンシップ」(制作=28日17時~、展示=29日5時~)を開催。作品は完成後、早朝にライトアップする。現在開催中の松本城のレーザーマッピングも、28日までは同フェスに合わせて特別演出を行う。

 期間中は、町中の各所に氷像を設置する。松本城公園、松本駅前広場、市美術館では、26日に完成した作品を展示中。松本城大手門枡形(ますがた)跡広場と花時計公園では27日午後から、中町・蔵シック館前では28日昼間に制作する。花時計公園では、若手が技術を競うプレイベント(制作=27日17時~、展示=同23時~)も。

 昨年同様、飲食ブースの出店や、氷の滑り台などのイベントは見送った。制作や展示の時間は気候によって変わるため、若干前後する可能性もあるという。市観光プロモーション課は「気温が低い方が、繊細な表現ができると聞いている。寒いからこそ楽しめるイベントなので、暖かい格好で出かけてもらえれば」と呼びかける。

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