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松本・笹賀に「つづら」 ラーメンと鉄板焼きの店を一つに、学習スペースも

店内は明るくポップな雰囲気

店内は明るくポップな雰囲気

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 ラーメンとお好み焼きなどの鉄板料理をメインに提供する「麺と鉄板焼き つづら」(松本市笹賀、TEL 0263-85-0840)が「カラオケまねきねこ 松本笹賀店」の近くにオープンして1カ月が過ぎた。

学習スペースの様子

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 日原誠さん、亜季さん夫婦が、夜は鉄板焼きの「がじゃもんや」、昼は「らーめん部がじゃがじゃ」として営んできた店をリニューアル。1日を通じて全てのメニューを提供できるよう設備を整えた。居酒屋のような雰囲気だったという店内は、壁に「TSUZURA」の文字と店のオリジナルキャラクターを描き、明るくポップな印象に仕上げた。店舗面積は約70坪。席数は、カウンター、テーブル、座敷、合わせて29席。

 ラーメンは、濃厚な鶏だしが特徴の「トンコツ醤油(しょうゆ)ラーメン」(830円)や、「ピリ辛鶏炎」(880円)、「こってりつけ麺」(900円)などを提供。お好み焼きは「がじゃスペシャル」(1,290円)、「お肉ミックス」(1.190円)などのほか、「蒸し鶏と梅肉のさっぱり天」(1,100円)といった変わり種も。もんじゃ焼きはラーメンを意識した「二郎もんじゃ」(1,200円)や、「明太(めんたい)モッチーズもんじゃ」(1,150円)、「うま塩ガーリックチーズもんじゃ」(1,050円)などを用意する。ほかに、鉄板メニューの「イカ焼き」(770円)や「牛ステーキ」(1,300円)、麺メニューの「焼き醤油ラーメン」(1,000円)や「海ミックス」(1,150円)なども。

 2006(平成18)年、誠さんが「がじゃもんや」を当時の店主から引き継ぎ、2019年にはラーメン店に勤めてきた経験を持つ亜季さんが昼の時間を使いラーメン店2業態に。新型コロナ禍の影響で、メインだった夜の大人数の利用客が減る中、新たな営業方法を模索。今まで時間帯を分けていたラーメンに力を入れるため、店を統合し、リニューアルすることを決めた。

 店舗の広さを生かし、小学3年生~高校生を対象とした「学習スペース」も新設。3児の母でもある亜季さんは「地域に図書館など子どもたちが利用できる施設がない。以前から自宅以外で集中して勉強できる場所を作りたいと考えていた」と話す。スタッフは学習指導はせず、「褒め役」として、子どもたちの様子を見守るという。「学習スペースを使ってもらい、それが店の認知につながれば。これからも2つのおいしさを提供していきたい」とも。

 営業時間は、11時~14時、17時~20時30分(以上ラストオーダー)。学習スペースの利用は、平日=16時~20時、土曜・日曜・祝日=10時~15時で月額2,200円。事前予約制。

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