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松本でIT人材について考える座談会&ワークショップ 30歳以下の若手限定で

「若い世代の皆さんと一緒に考えたい。学生も大歓迎」と参加を呼び掛ける

「若い世代の皆さんと一緒に考えたい。学生も大歓迎」と参加を呼び掛ける

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 30歳以下の若手限定の座談会&ワークショップ「U30で考える、これからの社会に求められる『IT人材』ってどんな人?」が12月4日、松本市のICT拠点施設「33GAKU(サザンガク)」(松本市大手3)で開催される。

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 IT業界での働き方について3人のゲストから意見を聞き、求められるIT人材について考える。当日は、「サイバーエージェント」(東京都渋谷区)プロデューサーの山岸杏子さん、「セイコーエプソン」(諏訪市)ビジュアルプロダクツ事業部の荒木伸之輔さん、同施設にサテライトオフィスを構える「mui Lab」(京都府京都市)チーフアーキテクトの小林豊さんが登壇。信州大学キャリア教育サポートセンターの勝亦達夫さんがファシリテーターを務める。

 対象は30歳以下のIT業界に勤務している人や今後働きたい人、興味を持っている人。会場は定員15人で、オンライン配信と、長野市の「Thesaurus(シソーラス)」でのパブリックビューイングも行う。同施設長の保科佑樹さんは「東京、地元、サテライトオフィスと、異なる特色を持つ企業の『働くリアル』を知ることができると思う。さまざまな視点に触れてもらえれば」と話す。

 令和3年度デジタル人材育成・誘致事業「NAGANO FLEDGE(フレッジ)」の一環として開催。長野県は2019年に「信州ITバレー構想」を策定してIT人材の誘致や育成に力を入れており、同イベントは、県、構想の実現に向けた取り組みを進める「NICOLLAP(ニコラップ)」、サザンガクの3者が主催する。

 同施設は2019年11月にオープン。サテライトオフィス・コワーキングスペース・テレワークオフィスを備え、さまざまな業種・職種の人たちが交わることで新たなものが生まれる「ハブ的役割」を担う。新型コロナ禍の中、イベントはオンライン開催へ移行したが、保科さんは「インプットは提供できるが、つながりをつくるという部分では難しいと感じることも多かった」と振り返る。

 会場では感染予防対策を施し、交流会も予定している。「ゲストに直接質問したり、参加者同士で気軽に話したりできるのはリアル開催ならでは。各自、対策をしながら交流を深めてほしい」とも。

 開催時間は15時~17時(交流会は終了後)。参加無料。申し込みはウェブサイトで受け付ける。

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