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安曇野で「ラとシの往復書簡」 スカーフブランド「La」と詩がコラボ

風呂敷は天井からつるし、壁には多田さんのアートワークと、ウチダさんの詩を展示

風呂敷は天井からつるし、壁には多田さんのアートワークと、ウチダさんの詩を展示

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 東京都在住のデザイナー・多田明日香さんが主宰するスカーフブランド「La」の展示販売会「ラとシの往復書簡」が現在、安曇野・穂高有明の「SHITEKI NA SHIGOTO Gallery(してきなしごとギャラリー)」(安曇野市穂高有明、TEL 090-8057-5661)で開催されている。

風呂敷とポストカード

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 多田さんとギャラリーオーナーで詩人のウチダゴウさんがコラボした4作品をメインに展示する。短冊状にした紙を編み込んだ「ねが」と、流れるような青いラインを描いた「あるぺん」は、ウチダさんの詩を読んで多田さんが制作。カラフルな細い線をランダムに描いた「ちてん」と、「遼遠(りょうえん)」というキーワードが添えられていたというコラージュ「はるかなる」は、多田さんから届いたアートワークにウチダさんが詩を書いた。

 共通のテーマは「旅」。ウチダさんは「東京と安曇野、2人が距離を超えてやり取りする様子は旅のようだと感じた」と話す。作品はトラベルツールをイメージして、それぞれ普段から扱っている布と紙から、風呂敷とポストカードという形に落とし込んだ。70センチ四方の風呂敷は、空港の手荷物に付けられるようなタグを入れてパッケージ。4枚セットのポストカードには、気球を描いた銀色のシールを貼った。「2人ともクリエーターとしてだけではなく、アートディレクターとしても仕事をしているから、このような形に仕上げることができたと思う」とウチダさん。

 多田さんは2010(平成22)年、武蔵野美術大学を卒業。広告代理店に勤務しながら、セルフワークとして「La」を立ち上げ、オリジナルのグラフィックをプリントしたスカーフなどを展開している。

 ウチダさんは、インスタグラムで多田さんの作品を知ったという。「見たものを自分なりの『感覚のフィルター』を通して表現しているところが印象に残った。年に数回、コメントを交わす程度だったが、頭の片隅にずっと存在しているような状態だった」と振り返る。今年3月、「何か一緒にできないか」と声を掛け、企画段階から2人で準備を進めてきた。

 作品作りも、メールとビデオチャットを使って行った。初めて顔を合わせたのは、展示前日の設営だったが、「もはや初めての感覚はなかった」とウチダさん。試行錯誤しながら、2人で思い描いた空間を作り上げた。「どんな視点、感性、アイデアで仕事をしているかも垣間見えると思う。いろいろな角度から楽しんでもらえれば」とも。

 価格は、風呂敷=8,800円、ポストカード=1,650円、スマホケース(受注生産)=6,380円など。営業時間は11時~18時。9月28日は休み。10月3日まで。

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