見る・遊ぶ

まつもと市民芸術館で「子どもたちの映画祭」 国内外の「心に響く作品」セレクト

湯澤かよこさん(右)が手掛けたテーマソングに合わせて3人組ダンスユニット「Chuaps」が踊るMVも公開している

湯澤かよこさん(右)が手掛けたテーマソングに合わせて3人組ダンスユニット「Chuaps」が踊るMVも公開している

  • 49

  •  

 国内外の子ども向け映画を上映する「子どもたちの映画祭」が8月11日、まつもと市民芸術館(松本市深志3)で行われる。

[広告]

 当日は入れ替え制で、Aプログラム(幼児向き)とBプログラム(小学生向き)を用意。オリジナル吹き替えの「アマールカ~小川をつくった日~」(A)、「アマールカ~カッパが怒った日~」(B)、京都アニメーション制作の「バジャのスタジオ」(A)、「バジャのスタジオ~バジャのみた海~」(B)、2019年アカデミー賞ノミネートの「One Small Step ワンスモールステップ」(B)など、各プログラム4作品を上映する。

 12回目となる同映画祭。昨年は、劇場での開催は中止して8月にテレビ放送を行った。プロジェクトメンバーの河西佳代さんは「結果的に、今まで足を運べなかった方にも知ってもらうきっかけになった」と話す。春には、児童書「ジャック・オー・ランド~ユーリと魔物の笛~」のユーリとエルを同映画祭のイメージキャラクターにすることを発表。同書の原作者で、松本市出身の映画監督・山崎貴さんは「直面した問題を自身で切り開いていく力を持つユーリと、ユーリに信じるエル。子どもたちの映画祭にふさわしい2人だと思う」とコメントを寄せる。

 開催までの期間もさまざまな形で楽しめるように工夫。シンガー・ソングライターの湯澤かよこさんが同書に着想を得て、テーマソング「Fun!Fun! Fun!勇気の笛~The Whistle of Courage~」を書き下ろし、プロダンサーのちびゆりさんが振り付けを施した。

 当日はステージ上で、テーマソングとダンスの披露やサイエンスショーも行う。河西さんは「初めて大きなスクリーンで映画を見る子どもたちに、心に響く作品を届けたいとセレクトした。勇気や冒険、夢を諦めないことが大事という私たちからのメッセージが詰まった作品を楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。

 上映時間は、Aプログラム=10時~11時15分、12時30分~13時45分、Bプログラム=15時~16時15分。チケットは、S指定席大人=1,200円、子ども=600円、A指定席大人=1,000円、子ども=500円。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース