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「松本サイダー」が地元の湧水「女鳥羽の泉」使いリニューアル まろやかな味わい

ラベルには、国宝松本城や雷鳥、北アルプス、松本てまりなどが描かれている

ラベルには、国宝松本城や雷鳥、北アルプス、松本てまりなどが描かれている

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 印刷用紙や包装資材などを扱う大徳紙商事(松本市笹賀、TEL 0263-58-4680)が、「松本サイダー」をリニューアルした。

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 サイダーの原料として使う水を市内の「女鳥羽(めとば)の泉」の湧水に変更。栓は王冠からスクリュータイプにし、飲み切りやすいようにとサイズを見直した。国宝松本城や雷鳥、北アルプス、松本手まりなどを描いたラベルはそのまま。同社営業部の後藤龍太郎さんは、「以前よりも味わいがまろやかになったと思う。『女鳥羽の泉』の良さを感じる」と話す。

 「松本サイダー」は、2018(平成30)年7月に販売を開始。昨年3月には、紙箱にミニボトルを2本入れたタイプもリリースしている。「ラベルデザインで松本らしさを出しているが、いつか中身もそうしたいと考えていた」と後藤さん。同社が甘酒のラベルや包装紙を手掛けている酒造会社「善哉(よいかな)酒造」(大手5)の敷地内に「女鳥羽の泉」があり、昨年末に使用を相談すると快諾を得た。年明けから本格的に取り掛かり、4トンを採水。「中身も松本産」が実現した。

 主に土産物としての需要を見込むが、「松本のものとして、観光客はもちろん、地元の人にも広く知ってもらえれば」と後藤さん。

 250ミリリットル入りで、価格は260円。縄手通りにある同社直営の雑貨店「monoストア」(大手4)、善哉酒造のほか、アルピコプラザ内「松本のおみやげやさん」などでも扱う。

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