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J1開幕控え松本山雅がキックオフイベント サポーター1200人、決意新たに

キャンプを振り返り、今季について語る反町監督(写真右)

キャンプを振り返り、今季について語る反町監督(写真右)

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 J1開幕を控える松本山雅FCが2月17日、アイシティ21(東筑摩郡山形村)でキックオフイベントを行った。

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 1階に設置されたステージには、約1200人のサポーターが詰め掛けた。吹き抜け部分には横断幕が張り巡らされ、ゲストMCの松本山雅FCアンバサダー・鐡戸裕史さんは会場の様子を見ながら、「ここに来ると、いよいよ開幕だと思う」と話した。

 反町康治監督と32選手が参加し、キャンプの感想や今季の抱負を語った。飯田真輝選手は「『サンガ』と呼ばれることのないように、きちんと結果を出すことで山雅を全国区にしていきたい」と力を込め、前田大然選手は「2桁得点を狙っていきたい。まずは開幕戦が大事なので、皆さん静岡まで来てください」と呼び掛けた。

 チームの印象について、溝渕雄志選手は「先輩方がいろいろ教えてくれる、温かいチーム。街やサポーターの雰囲気も少しずつ感じている」、塚川孝輝選手は「(以前在籍していた選手から)ファン、サポーターの熱さは聞いていた。あと、街で悪いことをするとすぐばれるということも(笑)」と話した。町田也真人選手は、鐡戸さんからの「何度もオファーがあったと思うが、うざかった?また来たと思った?」との問いを否定しながら、「相当な覚悟でここに来た」と答えた。

 反町監督は「昨年はパレードもできて、一年をいい形で締めくくることができた」と振り返り、「今年は皆さんもより気合が入っていると思うので、私も気合が入る」と笑顔を見せた。選手から「きつい」と声が上がっていた一次キャンプについては、「5、6年前に比べるとそうでもないと思うが、『こんなに走ったのは大学以来』と言われた」とも。開幕まで1週間を切り、「1、2戦はアウェーだが、勝ち点を持って帰り、ホームで期待に応えられるようにしたい」と意気込んだ。

 ジュビロ磐田との開幕戦は2月23日、ヤマハスタジアム(静岡県磐田市)で行われる。

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