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松本山雅が新体制発表会 「境界突破」スローガンに、J1残留を

「勝利の街」を歌うサポーター。この光景を見た新加入の大野佑哉選手は「鳥肌が立った」とコメント

「勝利の街」を歌うサポーター。この光景を見た新加入の大野佑哉選手は「鳥肌が立った」とコメント

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 松本山雅FCが1月14日、キッセイ文化ホール(松本市水汲)でシーズン新体制発表会を開き、反町康治監督やコーチ陣と34選手が意気込みを語った。

今シーズンのユニホームも披露された

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 例年行われていたまつもと市民芸術館が改修工事中のため、同ホールで開催された新体制発表会。ユニホーム姿や、タオルを手にした約2000人のサポーターが詰め掛け、熱気に包まれた。

 神田文之社長は「今年はJ1に生き残ることが最大のミッション。3年残り、5年後以降、再びシャーレを持ち帰りたい」とあいさつ。「さらなる地域振興、地域貢献になることを成し遂げたい」と意気込んだ。続いてマスコットキャラクター・ガンズくんが登場し、今シーズンのスローガン「One Soul 境界突破」を発表した。

 選手らが会場の左右から交互に一人ずつ入場すると、サポーターはコールや握手、タッチで迎えた。反町監督は「熱い声援で開幕から盛り上げてもらって、いいスタートを切りたい。…と、毎年言って、なかなかできないが、今年こそは」と話すと、会場からは大きな拍手が起こった。

 各選手の自己紹介とあいさつでは、最初に選手会長の村山智彦選手が「練習も始まったばかりで、新加入選手がどういう人たちなのか分かっていない。一発芸とは言わないが、ぜひここでアピールしてほしい」と話したからか、多くの選手が一発芸を披露する展開に。来場者から募った質問に答えるコーナーもあり、終始和やかなムードで進行した。

 田中隼磨選手は「今シーズンも皆さんを代表して3番を付ける」と話し、「2015年のような思いは二度としたくない。そのために何をすべきか日々考えて取り組みたい」と続けた。岩上祐三選手も「2015は悔しい思いをしたので、借りを返したい」。4シーズン目を迎える高崎寛之選手は「若手に負けず、チームを引っ張っていきたい」と意気込んだ。前田大然選手からは「やるからにはてっぺん目指したい。個人的には2020年の東京オリンピックに必ず出る」という宣言も。

 今年から5番を付ける今井智基選手は「(昨年5番を付けていた)岩間選手のようになりたいし、5番は今井の番号と言われるような活躍をしたい」。同じく11番を付ける永井龍選手は、昨年の新体制発表会で「優勝してシャーレを掲げたい」と話したことを振り返り、「今年もここで言ってかなえたい。最低でも残留、一つでも順位を上げたい。個人としては背番号の11点以上取れるように頑張る」と力を込めた。

 チームは2月23日、ヤマハスタジアム(静岡県磐田市)でジュビロ磐田と開幕戦を行う。

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