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松本のカフェで「北アルプスに恋した服屋さんの雑貨展」 上高地の魅力伝える

雑貨と写真が並ぶ店内

雑貨と写真が並ぶ店内

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 松本・深志のベーグル専門店に併設する「Cafe Uta(カフェ うた)」(松本市深志3、TEL 0263-35-8876)で現在、「北アルプスに恋した服屋さんの雑貨展vol.2」が行われている。

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 昨年10月に続いて2回目の開催。上高地をモチーフにしたTシャツやベルト、ポーチなどの雑貨など約10点を用意する。素材や縫製などにもこだわったTシャツは、上高地の風景をプリント。バックル部分に常念岳が刻まれているベルトや刺しゅうが施されたブックカバーなども。

 雑貨のほかに、松本市在住のプロカメラマン・笹原久則さんが撮影した写真も6点展示する。Tシャツやポーチにプリントしている写真は、笹原さんが撮影したもの。「北アルプスに恋した服屋さん」として商品企画を手掛ける吉冨康多さんは、「プリントや縫製など、自分の目で見て確かな仕事をしているところにお願いしている。雑貨や写真から、上高地の魅力や雰囲気を感じてもらえればうれしい」と話す。

 吉冨さんは東京都在住。大学卒業後に就職したが、「服飾について学びたい」と仕事を辞めて、専門学校に入る資金をためようと2011年、上高地や白馬、奥志賀高原でリゾートバイトを始めた。「もともと山が好きだった。実際に働いてみると、山の話で盛り上がったり、常連の方に覚えてもらったり、多くの人と出会えて本当に良かった」。当初、2年ほど働いて学校に入るつもりだったが、常連客の一人からアドバイスを受けて独立することを決意。現在は、東京と松本を行き来しながら、商品の企画や展示、イベント出店などを行っている。

 「数年前は、山好き=趣味人、みたいな雰囲気があったが、アウトドアブームもあって距離が近くなってきているように感じる」と吉冨さん。「今は新緑の上高地を楽しめる、一番お勧めの季節。地元でも意外と上高地に行ったことがないという人は多いので、興味を持つきっかけになれば」とも。

 作品は一部販売する。スマホケース=1,000円、ブックカバー=2,000円、ポーチ=2,500円など。開催時間は10時~17時。月曜・火曜定休。6月8日まで。

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