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松本・中町のカフェで阿智村の陶芸家が「おさら市」 多彩な色・形の器350点

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 松本・中町の「cafe chiiann(チーアン)」(松本市中央3、TEL 0263-35-7553)で現在、陶芸家・佐々木一樹さんによる個展「カタチ製作所 おさら市」が開催されている。

菓子の形の小皿

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 皿を中心に、カップや小鉢、陶板、花器やランプシェードなど約350点を展示する。皿は、長方形、だ円形、八角形など多彩に展開。八角形の縁に変化を付けたものは、花をモチーフにしたという。色は定番の白や黒のほか、落ち着いた色合いの青や黄色、少し緑がかって見えるグレー、パステルピンクなども。「ピンクはこの季節のイメージで作った」と佐々木さん。

 波打つ形が特徴的な小皿は、菓子型に石こうを付けて型を取ったもので、菓子より一回り小さいサイズ。同店では、コーヒーを提供するときに角砂糖を入れる器として使っているという。

 カタチ製作所は、「素敵(すてき)をカタチに」をコンセプトに佐々木さんが立ち上げたブランド。現在、阿智村に工房を構え、作陶を行っている。昨年10月には東京・吉祥寺に実店舗となる「ヒトクサカタチ製作所」をオープンした。

 3回目となる同展。店主の武田健さんは「前回も好評で、人気の色や形はすぐになくなってしまった。気に入ったらその場で決めたほうがいいと思う」と話す。今回は、形や色のバリエーションも増え、点数も倍近くになった。妻の千春さんは「この時期にぴったりの春らしい色も多いので、手に取ってもらえれば」と呼び掛ける。

 価格は、小皿=800円~、カップ=2,000円~、ランプシェード=3,800円など。営業時間は11時~20時。入場無料だが喫茶利用が必要。木曜定休。3月28日まで。

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