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松本・中央の「豆吉本舗」がリニューアル 甘味処「豆茶房」併設、全国初の試みで

「待っている間に豆菓子を見ていただいたり、購入したものを喫茶で食べていただいたりも」と笹澤さん

「待っている間に豆菓子を見ていただいたり、購入したものを喫茶で食べていただいたりも」と笹澤さん

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 松本パルコ近くの豆菓子専門店「豆吉本舗松本店」(松本市中央2、TEL 0263-35-1215)が7月14日、甘味処「豆茶房」を併設してリニューアルした。

豆菓子を販売していた蔵造りの店舗は落ち着いた喫茶スペースに

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 隣で営業していたイタリアン「らくら」の閉店に伴いリニューアル。これまで豆菓子を販売していた蔵造りの店舗は喫茶スペースに、旧「らくら」は豆菓子の販売を中心に、テーブルと椅子席も用意する。席数は合わせて24席。

 喫茶メニューも豆にこだわり、店内で粉にしているきなこを使った「きなこ黒豆ゼリー」(450円)や「手作り黒豆ジェラート」(550円)のほか、季節に合わせて展開。店長の笹澤日菜さんは「9月ごろから順次『秋メニュー』に入れ替えていく。季節ごとに楽しんでもらえれば」と話す。

 ドリンクは、「イルガチェフェ・コチョレ」(500円)、「ゲイシャ」(1,000円)など4種類のスペシャリティコーヒーを提供する。ほかに「アイスコーヒー」(400円)、「フローズンカプチーノ」(500円)、「安曇野りんごのジュース」(400円)なども。

 扱う豆菓子は約80種類。梅を練り込んだ「梅千豆」(440円)や安曇野産のわさびを使った「わさびグリン豆&そら豆」(390円)などをはじめ、おつまみ系や甘いものなど多彩に用意する。リニューアルを機に、地元の老舗「横山製菓」(本庄1)の豆菓子の点数も増やした。500円で、コップに好きな豆を詰められるコーナーも設ける。

 愛知、岐阜、京都など全国に20店舗を展開する「豆吉本舗」で、茶房は初の試みだという。2007年にオープンした同店は今年10周年を迎える。「観光客の方にはもちろん、地元の皆さんにも利用してもらえるような店でありたい。ギフト類も充実しているので、贈り物の選択肢の一つとして、思い浮かべてもらえるようになれば」と笹澤さんは話す。

 営業時間は10時~18時。

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