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塩尻・市図書館と書店組合が絵本に手書き「贈り帯」 本に親しむきっかけに

塩尻・市図書館と書店組合が絵本に手書き「贈り帯」 本に親しむきっかけに

「どの絵本が良いかアドバイスもするので気軽に相談を」と北澤さん

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 塩尻市立図書館(塩尻市大門一番町)と塩尻書店組合が、入園や入学のお祝いとして絵本の帯にメッセージを書き込んで贈ってもらうサービス「贈り帯(たい)」を始めた。

市図書館では10冊の本を展示するコーナーも

 同館の「絵本専門士」2人が選んだ10冊の本が対象。購入すると帯がもらえ、メッセージを記入して本に巻くと、書店が無料でラッピングを行う。対象店舗は「丸文 ウィングロード店」(大門1)、「中島書店」(広丘高出)、「神田堂」(広丘野村)、「興文堂書店」(本店、アイシティ21店、平田店)の6店舗。

 絵本は、「とべ!ちいさいプロペラき」(福音館書店)、「ちびゴリラのちびちび」(ほるぷ出版)、「ことばのこばこ」(瑞雲舎)など入園・入学をテーマにセレクトした。同館では10冊を展示したコーナーも設ける。「実際に読んでみたい方はもちろん、どれがいいか迷っている方にはアドバイスもするので気軽に声を掛けてほしい」と同館司書の北澤梨絵子さん。

 同館では、本ができるまでを知る「工場見学ツアー」やオリジナルの帯を作るワークショップなど、本と親しめるさまざまなイベントを開催している。昨年、工場見学で訪れた印刷会社「藤原印刷」(松本市新橋)が帯のデザインを担当。「今回は入園・入学がテーマだが、どんな季節でも、どんな絵本でも合わせられるようなものをデザインした」と同社経営企画室の藤原隆充さん。書店に足を運ぶきっかけづくりや、本を贈り合う文化を根付かせたいという思いも込めたという。

 同館と同社がタッグを組み、印刷物の発注を通して図書館に寄付ができる「キフ文庫」も開始。同社が2011年から行っている「キフ印刷」の仕組みをベースにしたもので、受注単価は従来のまま、同社が捻出して生まれる差額を寄付金に充てる。「大きな額ではないかもしれないが、少しでも地域の子どもたちの支援になれば。活動報告を行うことで、発注してくれる企業にとってもメリットを感じられるようにしていきたい」と藤原さん。「いずれは、購入した本で『キフ文庫』コーナーを作りたい」と北澤さん。

 「もっと本と親しんでもらいたい」という思いは、図書館、書店、印刷会社の3者共通だという。「買うとか借りるとかのかたちにはこだわらず、さまざまなところと連携しながら、本と触れ合う機会をつくっていければ」と北澤さんは話す。

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