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第20回「まつもと演劇祭」開催へ 県内外10団体が3日間で42公演

「れんげでごはん」の公開稽古の様子

「れんげでごはん」の公開稽古の様子

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 松本市街地の5つの会場で10月30日~11月1日、10団体が3日間で42公演を行う「第20回 まつもと演劇祭」が開催される。

Mウイングで展示中の「歴代ポスター展」

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 参加団体は、「空想≠カニバル×劇空間夢幻工房」「ごったに」「演劇裁縫室ミシン」「幻想劇場◎経帷子(かたびら)」「信州大学劇団山脈(やまなみ)」の市内で活動する5団体と、「Hula-Hooper」(鳥取)、「レトロチック演劇倶楽部バンビちゃん’s」(長野市)、「双身機関」(愛知)、「THEATRE is based on musicハイカラ」(同)、「お茶祭り企画」(神奈川)の合わせて10団体。ピカデリーホール(松本市大手4)、ふれあいホール(同)、信濃ギャラリー(同)、深志神社(深志3)、まつもと市民芸術館(同)の5カ所を会場に、計42公演を上演する。

 20回目の節目を迎える同祭。「今まで演劇に触れる機会が少なかった方々に、少しでも演劇を楽しんでもらえるきっかけにしたい」という従来のコンセプトに加え、「さらなるステップアップを図り、『全国最大の地域演劇祭』に」という新たな試みを掲げ、さまざまな企画も行う。

 10月11日には市内を中心に、長野市や名古屋市でも「まちなかワークショップ」を開催。大道具や舞台照明、声や身体のつくり方、観客の視点で「感想」という表現について考えるなど、多彩なワークショップが行われた。松本市中央公民館・Mウイング(中央1)では、市内で活動する「シアターTRIBE」と「れんげでごはん」の2団体が稽古を公開。ニュースキャスターと解説者の設定で、「イエス、アンド…」の会話を即興で演じたり、1人1文字ずつ書いてリレーをして100文字でストーリーを作ったりするなど、参加者と共に楽しんだ。

 ほかにも、中信地域の高校演劇部への出張ワークショップや、シンポジウム「市域から発信される演劇の魅力」(31日17時30分~、まつもと市民芸術館)などを予定。Mウイング2階では、歴代ポスターの展示も行っている(23日まで)。

 チケット(全公演共通パスポート)は、一般・前売り=2,000円、当日=3,000円、学生・前売り=1,000円、当日=1,500円。小・中学生対象に、ピカデリーホールとまつもと市民芸術館の2会場を無料で観劇できる「特別無料観劇チケット」も用意する。上演スケジュールなどの詳細は公式サイトで確認できる。

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