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松本のギャラリーカフェで「手紙にまつわるあれこれ展」-作家6組の500点

「手紙」をテーマにした作品が並ぶギャラリー内

「手紙」をテーマにした作品が並ぶギャラリー内

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 松本のギャラリーカフェ「Gargas(ガルガ)」(松本市深志3、TEL 0263-39-5556)で現在、企画展「手紙にまつわるあれこれ展」が開かれている。

2円切手がきっかけになったウサギのオブジェと手紙をくわえたヤギのオブジェ

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 「手紙」をテーマにした作品約500点を展示。ポストカードやレターセット、絵画、オブジェなどが並ぶ。出展は、Akane Bon Bon(紙)、小沢夏美さん(絵)、ようさん工房(布もの)、Gluck(はんこ)、田路恭子さん、熊谷俊行さん(以上、木工)。

 小沢さんは、切手の絵柄をイメージした絵画や、手紙と鳥の絵画を入れた小瓶のオブジェなどを展示。「もともと切手が好きで、『こんな切手があったらうれしい』と思う絵を描いた」と話す。Akane Bon Bonさんは鳥のモビールのレターセットや、春らしい色合いの手紙の保管箱などを制作。ようさん工房は、綿素材のつば付き帽子やショルダーバッグ、ポーチなどを並べる。東京でハンコや立体造形などの制作活動をするGluckは、ハンコを用いたポストカードやレターセットなどを用意する。

 田路さんの作品は「2円切手に描かれたウサギの愛らしさがうれしくて、その気持ちを作品に表現した」というウサギや鳥の小さなオブジェや、「手紙」をくわえたヤギのオブジェなど。熊谷さんは、ポストや切手を模した木製のブローチや、自身が集めたお気に入りの切手を用いた切手額を用意した。「小さいころ郵便屋さんに憧れがあって、切手も好きで。そういう気持ちから作品が生まれた」と熊谷さん。切手額はオーダーメードにも対応する。

 「電子メールやネットでのコミュニケーションが普及する今だからこそ、手紙の良さを感じたい」と同ギャラリーの熊谷幸枝さん。「人の手から手へと渡る『手紙』というアナログなアプローチを通して、楽しかったりうれしかったりする感情を再認識するきっかけになれば」と話す。

 作品は全て販売する。ポストカード=110円~、ショルダーバッグ(大)=8,460円、小沢さんの絵画=3,000円~、田路さんの小鳥のオブジェ=5,076円、熊谷さんの切手額=1,500円~など。

 営業時間は11時~20時。火曜、第1・第3月曜定休。同展は4月27日まで。

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