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松本・県にイタリアン「トミーズキッチン」-地元食材生かした料理提供

夫婦2人で1カ月ほどかけ内装を行った店内は落ち着いた雰囲気

夫婦2人で1カ月ほどかけ内装を行った店内は落ち着いた雰囲気

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 松本・県のカタクラモール近くにイタリアン料理店「Tommy’s Kitchen(トミーズキッチン)」(松本市県1、TEL 0263-87-7983)がオープンして1カ月が過ぎた。

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 店舗面積は約15坪。席数はテーブル・カウンター合わせて14席。地元の食材にこだわった料理をメーンに提供する。「ベースはイタリアンだが、日本人が食べておいしいと思うような料理を心掛けている」と店主の富谷憲司さん。

 ランチタイムは、サラダ、パン、ドリンクが付く「パスタランチA」(1,260円)、さらにミニ前菜とデザートが付く「パスタランチB」(1,575円)を用意。パスタは定番や旬の素材を使った5種類ほどから選べる。ほかに、本日の肉料理か魚料理を選べる「本日のランチ」(1,350円)や、「本日の丼」(945円)も。

 ディナータイムは「本日のおすすめ」として、現在は「岩魚のくんせい」(525円)や「アボカドと信州サーモンのマリネ、パン付き」(840円)などを提供。安曇野産野菜をメーンに使う「シェフおまかせ前菜盛り合わせ」(2皿、2,000円~)も用意する。ほかに、「小谷野豚のグリル」(1,500円)、「信州和牛のステーキ」(2,940円)など地元の食材を使ったメーン料理も。アルコールはイタリア、フランス、地元産のワインをはじめ、カクテルやウイスキー、焼酎、日本酒など幅広くそろえる。「塩味をベースにした料理なので、日本酒とも合う」と、バーテンダー経験もある富谷さんは話す。

 富谷さんは東京出身。7年前に安曇野に移住し、安曇野アートヒルズミュージアム(安曇野市穂高有明)のレストランで料理長を務めた。「東京で働いていたときから、水も野菜もおいしいと聞いていたので、ずっと興味があった土地。実際に来て、その良さを実感した」と富谷さん。独立を考え始めたときも、東京へ戻るかどうか悩んだという。「山菜を採ったり、シカ肉の解体を体験させてもらったり、近くにワイナリーもある。食材についてもっと勉強したいと思ってこの場所に決めた」

 「皆が気軽に、おいしい料理を食べに集まれる店にしたい」と富谷さん。「地元の食材を使ったメニューや、地元のお酒をこれから増やしていければ」とも。

 営業時間は11時30分~14時30分、18時~21時(以上ラストオーダー)。月曜夜、火曜定休。

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