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松本山雅、キックオフイベントに700人-2年目のシーズンへ健闘誓う

「地元を盛り上げるためにも頑張りたい」と話した宮下周歩選手

「地元を盛り上げるためにも頑張りたい」と話した宮下周歩選手

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 J2開幕を1週間後に控える松本山雅F.C.は2月23日、アイシティ21(東筑摩郡山形村)でキックオフイベントを行った。

会場には新ユニホームを着用したサポーターの姿も

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 約700人のサポーターが詰め掛けた同イベント。吹き抜け部分には横断幕が張り巡らされ、選手が一人ずつ登場すると会場からはコールが上がった。先日入籍した小松憲太選手には「おめでとう」と声が上がり、1週間前に第1子が誕生した玉林睦実選手は「エアおむつ替え」を披露。選手同士のやりとりも含めて、和やかな雰囲気のイベントになった。

 新加入の選手はキャンプについて「予想以上に走った」(川鍋良祐選手)、「走りすぎるくらい走る。一番きついチームに来たと思った」(吉田眞紀人選手)と振り返った。「とにかく走りがやばい」と話す弦巻健人選手は「明日にでもシーズンが始まってほしい気持ち」と仕上がりに自信をのぞかせた。サポーターについては「ブラジルのコリンチャンスを思わせるようなサポーター」(北井佑季選手)、「サポーター、スタジアムの雰囲気を味方にできるのはすごい。そこが(移籍の)決め手にもなった」(長沢駿選手)とコメント。開幕を1週間後に控え、塩沢勝吾選手が「相手の栃木SCには昨シーズン2敗しているので、絶対に勝ちたい」と力強く話すと、会場からは大きな拍手が起こった。

 後半は反町康治監督が登場し、今季の展望を語った。前半で「かなり走った」と選手が話していたことに触れ、「トレーニングで泣いて、試合で笑えればいい。夏場や後半、連戦のときに効果が出ると思う」。2年目については「2年目は難しい。今までやってきたことに、いいものをプラスする。そのために選手を加え、高度なトレーニングを求めてきた」と話した。

 開幕戦の栃木SC、続く愛媛FC、とアウェーゲームが続く。「長いシーズンだが、待ちに待ったシーズンが始まる」と反町監督。「勝ち点6を持ち帰って、ホーム戦開幕を迎えたい」と静かに力強く宣言した。

 開幕戦は3月3日、栃木県グリーンスタジアム(栃木県宇都宮市)で行われる。

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